「このタイルどう思う?」
1枚の現物サンプルを見せられて、、、
あー。
六本木のおしゃれなセレクトショップのカウンターにありそう。
「うんうん。」
そこで働く30代前半の女子が、そのカウンターを磨きながらため息ついてそ。。。
ホントは良恵と書いてヨシエなんだけど、リョウで通してるの。
先月、4年付き合っていた彼と別れたばかりで、、、
あ。ヨシエは青森の出身なんだけどさ、林檎農家の親が早く帰って来いってうるさいのね。
で、そのタイルのおしゃれなカウンターを磨きながら、そろそろ田舎に帰って結婚しよっかなぁ。。。なんて考えてるの。
「で、、、タイルは⁇」
んー。
そろそろ田舎に帰ってもいいかなって思わせるようなタイル。
「意味がわからん。」
要は、非日常なんだよ。
自宅向きではないってこと。。。
疲れそう。落ち着かない。
ショップ向き。
「最初からそうやって言ってよ。」
あは(笑)
でも、楽しんでたじゃん。
じゃあさ、コッチのタイルは?
んー。
東京で夢破れた女子2人が、名古屋下町の廃墟と化した銭湯を、DIYして雑貨屋をやり始めたんだけどね、そのお店の壁に貼りそうな感じ。
置いてある雑貨は、二番煎じなやつね。
要するに、安っぽいって感じ。。。
「なんか、、、言いたいことはわかるわぁ。
ホントそんな風に見えてきた。。。」
でしょ?
分かりやすいでしょ?
「妄想はいらないから、もう少し端的にお願い。
コッチのは?」
平井堅の部屋に貼ってありそ。
「たしかに。。。」
わたしには、そんな感想しか言えない(笑)
でも、全て的を得てるらしい。
そして彼は、、、
その3つのタイルを見るたびに、この話を思い出すであろう。。。
他の人ってさ、タイル1枚見せられてなんて答えるんだろうね。。。
逆に知りたいわ。
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
はっぴぃえんど を聴きながら。
登る朝陽がボサノバ歌っていた
旅の終わりがはっぴぃえんどならいいのに
決して一人で生きてこれたわけじゃない
旅の途中で羅針盤君に預けたら
好きなとこ抜粋してみた。。。
桑田さんって、ホント天才(*≧∀≦)ゞ
大好き!