30年位前はさ、、、
携帯電話なんてなかったから、男の子と待ち合わせをするコトひとつでも必死だったよね〜。
コードレスでもない黒い電話(笑)
実家には、まだありますよぉ。
父親専用のがね。
まず、電話がかかってくるのだって大変なこと。
サザエさんちみたいに廊下に電話があるならまだしも、みんながくつろいでいるリビングに電話があるとさ、、、家族が聞き耳を立てている中、話さないといけない。
もちろん、用もないのに長電話なんて恐ろしい話だ。
お互いそんな中で待ち合わせ場所や時間を決めるものだから、勘違いしていて会えないことなんかもある。
連絡つかないから、ただひたすら待つしかない。
途中、勇気を出して相手のお家に電話をしたりする。。。
「前の日から楽しみにしていたみたいだから、悪いけれど、もう少し待ってやってもらえます?」
と、お母さんに言われて、間違えた待ち合わせ場所で更に待つ。
こんな何気ない言葉を未だに覚えていたりする。
それは、不便だったからこそなのだろう。
結局、会えずにお互い1人で帰宅する。。。
でも、不思議と喧嘩にならなかったのは、
まだかな、まだかなと、ワクワクした時間を過ごしたり、嬉しくなる言葉をお母さんから聞けたりしたからかなぁ。。。
わたしは、待ち合わせが下手だったみたいで、結構な確率で男のヒトと会えないコトが多かった(笑)
もしかして、デートがしたいのではなく、待っているというドキドキを味わいたかったのかもしれない(笑)
迷惑な話だ。。。
その後は、学校や家まで車で迎えに来るようになったりしたから、ドキドキすることなんて無くなった。。。
もちろん、思い出も減る。
便利ってね、
ちょっと寂しいよね。
不便ってね、
ちょっと物悲しいよね。
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
待ち合わせ
通り過ぎる人並みにまぎれ
二人でまた待ち合わせしよう
もしも願いが一つだけ叶い
もう一度抱きしめられるのなら
この世界のどこへでも
僕は君に会いに行くよ
1人さまよう 記憶の街を歩き
あの頃に帰りたい
もう一度だけ戻りたい
馬場俊英さんの声は、秋から冬にかけて聴きたくなる声だ。。。
1週間くらいでいいから、その頃に戻りたいなぁ。