108段ある階段を2人で登る姿は、なんとも若々しい^ ^
奥様は、ウォーキングがてらご主人をお迎えに来た感じ。
階段登りながら、ずっとずっと奥様は静かに何やら話している。
子犬のようにかん高い声じゃないのがありがたい。
ご主人は、前を向いてずっとウンウンと相づちを打ち続けていた。
たまに相づちを忘れる。。。
多分、何も聞いてないんだろうなぁ(笑)
今日のおかずは何かな~?
週末のゴルフは寒いかな?
他ごとを考えてるのが伝わってくる。
地下鉄の入口を登りきった頃には、奥様の話も落ち着き、2人仲良く寄り添いながら信号を渡る。
奥様は、少し寒いのか服の袖の中に手を入れてるのだけれど、たまにご主人の手に触れる袖口は、なんだか手を繋ぎたがってるようにも見える。
女は、一日に二万語話さないと気がすまない生き物らしい(笑)
ちゃんと聞いてくれなくてイライラしてケンカになったりするのは、若いうちだけなんだろうな…。
あれくらいのご夫婦になると、奥様は静かな声で夫が耐えうる時間だけ話してスッキリし、ご主人は他ごとを考えながら、絶妙なタイミングで相づちだけ打つ。
夫婦が培ってきたスタイルである。
ご主人の使い込んだ革のバッグには、奥様の手作りらしき携帯ケースがぶら下がっていた。。。
こういうものをちゃんと使っているのも、今まで学んできた結果なんだろうな(笑)
私には、そんなパートナーが居ないんだなぁ…ってしみじみ思いながら家路に向かった。
秋風が心にしみるね。。。
この秋冬、乗り越えられるのだろうか(u_u)
なんてね~(^_-)☆