やはり医師ものは強い。ぐいぐい読ませてくれる。
そして、残酷。
19番目のカルテ1巻2巻
富士屋カツヒト
(ゼノンコミックス)
総合診療医のお話。NHKでちょっと前までやってた「ドクターG」そのものって感じですね。
なんか体調が悪いんだけど、病気にたどり着けない…そんなモヤモヤを抱える患者さんが集まってくる場所です。
整形外科であちこち痛いと言ってる患者さんが、実は心筋梗塞の放散痛だったり、
うっかり居眠り運転してむち打ちになってしまった人が無呼吸症候群だったり。
これ、医者のひらめきや知識がないと無駄にいろいろな検査をたらい回しさせられちゃうんですよね…
しかし、総合診療医は「入口」なのでその先の治療についてはあまり描かれません。
一生付き合わなきゃいけないとんでもねえ病気が発覚した人もいて、「その終わらせ方でいいのか」と思ってしまうとこもあります
でも領域が違うからそれでいいかもしれない…
リエゾン 1~4巻
ヨンチャン・竹村勇作
(KCモーニング)
小児精神医というまたまたニッチな領域。
ただ、今はADHDとか発達障害とかいろいろあるんで非常に話が重くなってくる。
さらにいうとそれを抱える親、他に兄弟もいるのにその子だけにかかりきりになるわけにもいかないし
シングルマザー・ファザーだったりして手も回らないし
「いままで見過ごされてきた人」の話も出てくる。
また、主人公はここに配属された新人のお医者さんなのですが彼女も発達障害。
今までいろんなひっかかりを抱えて、親にも見捨てられて育ってきて、今更その事実を突きつけられる…
そして彼女を支える佐山先生、大病院をお持ちのご家庭にいろいろあるらしくこの先が不穏です。
アンメット1巻
子鹿ゆずる・大槻閑人
(モーニングKC)
こちらもモーニングの連載作品。
脳外科…?ちょっと怖いな…と思ったんですけど、これは命を救ってからのお話。
手術が成功しても半身不随になったり失語症になったり記憶障害が残ったりする。
今までの生活があっという間になくなってしまう人々に、世界はとても厳しい。
恋愛が失われてしまうこともある。
そしてこちらのヒロインは一日経つと記憶がなくなってしまう障害を持ちながらお医者さんをしている。
こりゃ大変だなあ、と思っていたら一巻の最後の最後でとんでもねえ事実が。
医療ものプラス悲恋、これ絶対実写化するな。
