ラララ9巻

金田一蓮十郎・ヤングガンガンコミックス

 

突然の悲しい出来事。でもこれは8巻のイベントで本人がほっとしたのかもしれないので仕方がないかな。

それよりも准くんの「妹」が家族のもとにベビーカーごと放置されていた問題!

かなり昔に出て行ってしまった准くんのお母さんを探すも、どうにもならない状況だと理解した二人は妹もあずかることになる。

准くんのお父さんは失踪したままなのだろうか…?彼はまだ戻れる気がするんだけどな…

そして、いろいろな「家族のかたち」を目の当たりにしてきた主夫・桐島くんの決心。

次でついに終わりです。この漫画も実写化してほしかったなあ。

肝心の亜衣さんが問題だけど。

 

 

 

人の息子2巻

あのあやの・モーニングKC

 

漫画家がずっと気にしていた男の子を里親として迎えようとする物語。

里親はひとりではなれない。旭は自分の家族を東京に呼び寄せて環境を整えていく。

研修とかもあるんですよね。

さて、迎えられる高嶺くんですがあまりにも気を使われすぎ、旭が研修やなんやらで連載を一回休んだことを知って爆発してしまいます。孤独を抱えてきた子供の、複雑な心がようやく開かれる…!

 

 

 

僕らの色彩3巻

田亀源五郎・アクションコミックス

 

前巻のすさまじい修羅場でびっくりしてしまいましたが、うまく収まって終わっています。

ゲイをカミングアウトすることとは何だろう。

人が自分のことを簡単に話すのに、打ち明けられない自分とはなんだろう。

そのテーマに絞りこんだんだなと思います。

主人公の宙は普段は相当おとなしいキャラクターで、いつも調和を考えながら生きている感じ。ところが母親がマスターの噂を聞き、ひどいことを言い出して心の底から怒った。

自分たちの立場をけなされたら誰だって怒っていい、笑って流すものじゃない。高校生の宙にとって、小さな気づきだったんでしょうね。

それはどんな立場の人でも同じ。

 

カミングアウト後のお母さんが「きのう何食べた」のシロさんのお母さんそのもので「やはりここから始めなきゃいけないんだなあ」と苦笑しました。

宙とマスターの思い出は、宝箱の中に。

 

 

 

カラオケ行こ!

和山やま・ビームコミックス

 

現在めちゃくちゃ注目されている作家さんです。すでに「女の園の星」でヒット。佐々木倫子さんのような軽いノリのギャグでくすっと笑わされるんですが、こちらはなんと、コミティアで出した同人誌の再収録本。

合唱部の中学生がなぜかヤクザに歌の指南をするというヘンな設定で、しかも会話がやばい。クスリどころじゃなくて、ゲラゲラ笑ってしまいました。ヤクザのお兄さんたち、いろいろやべーのにみんな面白いしかわいいし。

最後もホロリとさせようとしてスッキリさせてくれる。同人誌だったのに、なんて完成度だろうと思います。

 

 

 

みどり晴ればれ1巻

大内優・バンチコミックス

 

アラサー、一生懸命周りに気を使い働いているのに後輩は言うことを聞かないし(こいつ、やめさせていいレベル)いきおくれなどの陰口をたたかれる主人公。

婚約者はいるのだが、汚部屋を見られてしまい人生終了…

そんなときにフラフラ茨城へ出かけ、農作業をするヤンキー少年に出会う。

見かけは本当にヤンキーなのですが、野菜にかける愛情が半端ない。「私、こんなに情熱あったかな…?」

主人公は週一の「家庭菜園」を持つことに。

でもこの先まだあのジメジメした会社で働くのか、

婚約者もあきらめていないらしいし。

 

「しんどいアラサーが何かを始める」漫画も増えたなあと思ったんですが、出会うのが「茨城のヤンキー」というのがヘンでついつい買ってしまいましたが、ただただしんどい状況を読まされるのはきついとこがあります。

 

私たちは「何かに逃げる」だけでいいんだろうか。

 

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