人の息子1巻

あのあやの・モーニングKC

 

主人公・鈴木旭は元保育士の漫画家。保育士だった時に仲良くしていた高嶺くんがファンレターを送ってきてくれて、当時のことを思い出す。

彼のお母さんはいつも迎えが遅く、ついに来なくなってしまった。

高嶺くんは施設へ。そして旭は彼をモデルにして漫画を描いたらヒットして漫画家で生きていけるようになった。

会いに行きたくなった旭。しかしひとたび高嶺と会うとどんどん回数が増える。「自分に何かできることはないだろうか」そう思ったとたん、高嶺の里親のマッチングが始まるから会うのをやめてほしいと児童福祉司の秋山に言われてしまう。

それなら自分が里親になれないかと申し出るが、上京して一人暮らしの旭は条件に合わないという…

つまり、旭に何かあったときに他に高嶺くんの面倒を見てくれる人がいないという話なんですよね。

で、旭は仙台の実家へ行き両親を説得にかかるのですが

旭の父は再婚相手なのです。

ここで、両親の反応がいろいろと出てくるのですが、

「家族と血のつながりは違うな」ということを二重の意味で感じさせてくれるのです。旭と高嶺、旭と仙台の両親。

 

 

「ニコイチ」「ラララ」などの疑似家族もの、金田一先生ならあっさりあっけらかんと描いてしまうのですが、こちらはリアル路線です。

 

 

 

 

サイクリーマン3巻

原田尚・モーニングKC

 

最終巻です。え、もう終わっちゃうの?もっとみんなの交流が読みたかったのに…

打ち切りという感じではなさそうなのですが。

この巻で「自転車で上司を接待してる!」と大きなカンチガイをする定峰センパイというキャラクターが出てきます。彼もサイクリングをしていて和田に対し「俺がしごいてやる」と息巻くのですがもちろんコテンパンにされてしまいます。この人の残念さが最後まで変わらなかったのがなんともかんとも。

ラスト近くで和田の過去がザッと流されます。怪我をして諦めて、今の仕事をして…

彼の過去との距離の取り方、ものすごくかっこいいなと思ったんですよね。仕事はできないけど、自転車を中心にした「輪」がこれからも広がっていくんでしょう。

 

 

 

スピーシーズドメイン12巻

野呂俊介・チャンピオンコミックス

 

大好きな漫画でした。大団円です。

ところが、ここまではクラスのラブコメイチャイチャをやってきたのに、風森さんの弟・亜廊が「こちら」にやってきたところからファンタジー部分がフルスロットルで、現在も実はその世界観がよく理解できていません。

ようはあちらとこちらが主人公たちの力で繋がっちゃったってだけの話なんですが、大機の「種族」?についてもちょっとわかりにくいところがある。全部を読み返したらわかる内容でもないのがつらいんだよなあ…

しかしラブコメ成分だけを見ればこれ以上にないほどイチャイチャサービスでホッコリしました。

絵の完成度は高いし、かっちりしてるし、週チャンにこないかなあ。

もともとは週チャンでちっちゃい連載してたんだから。

 

 

 

髪を切りに来ました。1巻

高橋しん・花とゆめコミックス

 

この人、今少女漫画の人なんですよね。「いいひと」とか「最終兵器彼女」のイメージが強い。しかし絵柄は合っていると思います。

沖縄の離島にやってきた父子。息子の離島留学のために、主人公はわざわざ東京の美容室からやってきたということ。

ところが息子はほぼ無口ですし、父子の関係はなんとなく希薄だし、ここにやってくるまで主人公は息子に何もしていなかったっぽい描写があるのです。

しかし1巻ではその部分について語られていないので今は様子見するしかないかなと思っています。

離島の「ムラ社会」はそんなに閉鎖的ではないですね。ただ、島に美容院も理容室もなかったということで回りは彼らにビクビクしている感じかな。

 

 

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