随分感想をしていなかったものです。

 

 

未完成でも恋がいい2巻

倉地よね・デザートKC

 

少しずつ距離が縮まった上に一椛には女子のお友達もできて、

四ッ角くんとちょっともめても友達が一緒に怒ってくれたりする。

かなり幸せな日々を送っています。孤独だったあの頃がうそのよう。そして、この巻で一応のヤマを越えるのですが、まだ話は続くんですよねー。どうするんだろう?

 

 

 

千紘くんは、あたし中毒。1巻

伊藤里・KCデラックス

 

なかよしの新鋭さんの新連載です。大きな賞をとり、とてもいい読み切りを連発していて「連載してほしい」と思っていたのですがようやく!です。

主人公は普通の女の子なのですが、デザイナーを目指す男の子に「ミューズになってほしい」と頼み込まれ、彼のデザインした服を着ることになります。

ちゃおなら二人で頑張って並み居るライバルを蹴散らす展開なのですが、なかよしなので採寸とか試着とかそういうところをねっとりと表現してしまう…伊藤さんの良さはそこじゃねえんだよと思いつつこれが「なかよしの方針」であることをずっしりと感じてしまいとても残念な気持ちになります。

しかし、ふたりが近づいていくときのどきどき感、モノローグ、絵の繊細さはズバ抜けてるんですよ。それだけは感じ取ってほしいので、読んでほしい…というか、短編集出してほしい…

 

 

 

春と恋と君のこと2巻

綾瀬羽美・マーガレットコミックス

 

藍里のナルシストキャラが学校にばれてから、逆に女子人気が出てしまい、恋愛にうとい紘果でもモヤっとしはじめた。

それが好きということなのでは…?と悩み始めますが、とあるイベントで自覚する。

また、紘果のトラウマを作った浩太と偶然出会い、「祐奈とは別れた」と言われる。ですよねー!あの子の性格じゃ続かないよ!(浩太がもし断っていたとしたら、紘果はもっとひどい目にあっていたかもしれない)

浩太は本当に紘果のことが好きだったと告げますが…?

思考がぼんやりの紘果と、考え方がしょうもない藍里のコンビは見ていて面白いです。

 

 

 

恋に毒針2巻

手嶋ちあ・フラワーコミックス

 

本来は短期で終わる連載だったようですね。人気が出たので2巻が発売。

ボーナスステージです。

なにしろ、隆が大学に進学してしまって遠距離恋愛。ベツコミとしては異例の展開だと思うんですよ。

絢は遠距離に負けないよう、デートのためにバイトをするのですが、そこで男子に言い寄られて困ってしまいます。とてもいい子なのです…

でも「それを切る残酷さ」が恋愛を続けていくことなんだなと感じていく。ボーナスステージはお愉しみとして読むものですが、逆に自由にできるわけで、ここに踏み込むか!と思いました。

この人、りぼん絵ですけど次の作品とっても楽しみです。

 

 

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