付録はロッカー型の秘密の箱。

カギがかけられるのはいくらでもあったが、ロッカー型は斬新だ。

 

 

メロと恋の魔法

まだメロが回復できていない状態で、きいなが西園寺くんとデートに。特にハラハラはなく、いつも笑わない西園寺くんが大好きな動物と触れ合ってだんだん表情を変えていく。

それがうれしくて仕方ないきいな、でもデートが終わったらつながりがなくなってしまうと思って泣き出してしまう。

この子、言いたいこと言って我慢することを知らない子だなと思うんだけど、西園寺くんみたいに「欲望を殺しているタイプ」にはぴったりなのかもしれない。

というか、ちゃおっ子に「好きな人にはっきり好きと言っていいんだよ」という先生のエールに見えました。

こういう完成されたものを読むと、ため息が出ますね。さすがです。篠塚先生は少女漫画の凄腕職人です。

 

 

12歳。~ソツギョウ~

高尾と中学の制服を着てデートするも、塾の仲間とレベルの高い会話をする高尾に距離を感じてしまう花日。

そして一方、「よく遊んでいた近所のおにいちゃん」が「うさぎをいじめていた上級生」とともに万引きして捕まっている。

中学生になると、いろいろな別れ道がある。それを一瞬で体感してしまっている。

そして中学受験に失敗してしまったらしい心愛が卒業式に出てこない。

今までさんざん嫌なことをされてきた花日、心愛を迎えに。

まさか最終回が心愛との話になるとは思わなかった。

それは今回整理しといてよかったような気もするんだ。

でも7年連載していろいろな感情、いろいろな人々との交わりを描いてきたこの傑作、最終回をしっかり見届けたいと思います。

 

 

はろー!マイベイビー

真生がまた親の元へ戻る日、小梅は追試…

どうにかして早く終わらせようと小梅とあいちゃんは頑張ったんだけど、なんと真生、もう一か月こっちにいるらしい。

あれだな。今回のシリーズでどうするか編集部が見ていたんだろう。人気あるからこの状態で延長するんだ。おそらくもう真生が親の元に戻ることは…ないんじゃないかな(サザエさん時空突入)?

 

 

ゲキカワ♥デビル

カイに似た男の子がフランスでファッションデザイナーとして活躍しているという。

これはりりむちゃんがいうように「記憶喪失では」と思ってしまいますが、そこで前提を出してしまっているため人違いでしょうなあ。

でも、フランスに立つ前アモンとお別れみたいなイベントをしてしまっている。日本に戻ってから、マイはどうするのか。

尼みたいな人生を送るのか。

 

 

夜からはじまる私たち(ときわ藍)

現役高校生。この人は天才だ。この先30年くらいちゃおを牽引できる存在になってほしい。

まず印刷でも色の鈍らないカラーに驚いた。

そして、夜間高校の実態(今は年齢どころかルーツもいろいろなんだな)もよく描けている。これは青年漫画でも描けてないとこだぞ。

そしてダンスを頑張っているホタルとの出会い。これは恋愛漫画ではなく、彼女とユメの友情漫画なんだろう。

ホタルは昼のダンス教室に通うため定時制を選んでいるというのに、全日制のダンス部が彼女を全否定する。

何もわかっていないんだよな。吹奏楽もそうだけど、部活を頑張ってもその先につながらないことの方が多いし、ホタルの方が正しいような気がするんだよ。

でもこういう「わかりやすい悪役」を置くことでぐいぐいと読ませてくる。

今までのやぶうち・あらい御大とはまた違う天才なんですよ。これを編集がやらせているとは思えない。だって感性がみずみずしいから。

(ただし、実は10年くらい前に五十嵐さんが通信制学校を舞台にした「終わらない歌をうたおう」ってのを描いているんだな。これはいじめられて学校をやめた子が通信制でバンドやっていじめた子たちを見返す話)

 

 

番犬ハニー♥

やはり桃園さんと裕太は莉音の正体を知っていた。桃園さんに至っては愛ゆえに莉音を調べまくったようで…

今回は青嶋がひきいれた「マスコミ」が嫌な感じで、今の世相をそのまま表現しとるなと思いました。

だけどやはりこの子知也ポジだったようであっという間に莉音の事が気になってしまい「天宮会」に入ると宣言したぞ。

あーあ。もうオチたも同然。

 

 

ひかりオンステージ!

城田涼真くん、律になんの恨みがあるか知らんが

ひかりに一生懸命近づこうとする。

でもこの人には三人の弟がいて、面倒見もよくて本当は悪いやつではない…と思わせた先での「お守り」強奪。

ひかりとのスキャンダルは自分にもメリットないような気がするんだけど?

 

 

きらめきランウェイ!

やっぱり。恋がわからないきらちゃん、「夢」を恋の相手にしている。

でも「どんなときも夢を追いかけたいから、履いても疲れない汚れても大丈夫なスニーカーを選ぶ」という考え方は悪くない。

ただし、それが読者に、そして新編集長に伝わるのかどうか。

編集長の「恋愛至上主義」に勝てるのかどうかだな。

とりあえず今回の勝負は引き分けだろう

 

 

今日からパパは神様です。(寺本実月)

死んでしまった母親に神様が一目ぼれして、残していった一人娘が心配というから天から降りてきてパパを名乗る!

主人公、大迷惑だよ!

しかしこの設定は新しすぎるし、神様が神様のくせにチャラいし神の力無駄遣いするしで面白いです。

これは読者の反応次第でDXか本誌にシリーズ期待できるのでは。

あと、神様はおそらく本物の父親ではないかと思われる(神様になる前の記憶がない)

 

 

キセキのローレライ

あれ…?前号に出てきた牢屋に入ってる子、過去のイサナだと思ったけどどうも違うみたいな。双子で人質なのかな

だとしたらイサナの裏切る決心は結構重いな。

キセの宣戦布告にオルカがようやく動く。

ようやく三角関係になる感じですかね。遅いのではないかと…

 

 

恋するメゾン

タカくんの突然の告白から、お付き合いが始まった鈴芽。

だけど今回の大半は千鶴ちゃん大歓喜の内容なんだなー。

ヤガミンもこれが書きたかったに違いない。

今はいいけどタカくんの友達に見つかったらやばくね?

 

 

ブラックアリス

主人公が親の言うこと聞かない最初からタチの悪い子だったのでこれはバッドエンドなのかなと思ったら…

アリスは誰がどうであろうと簡単に地獄におとしたり救ったりするんだよなあ。気まぐれなんだよ。ショコラとそこが違う。

子供にとって、母親はだんだんとウザくなり、怒れば悪役のように見える。そういうことを表現したのかもな。

 

 

こっちむいて!みい子

ユータくん、実はトレーニングしていた。リレーも遅くなかった。

みい子のへたくそな猫ふんじゃったが効いたのか、リレーで見事優勝。

ここまで出来すぎでいいのかと思いましたが、これで負けると委員のケンタがずっと後悔したと思うんだよな。しょうがないか。

 

 

ねこ、はじめました

動物キャラ、描いているうちに丸くなってしまう説。

ニャオも太りすぎと診断される。

でもチカちゃんがアホの子なので本末転倒というか…

尚、それでもこの子が好きか?

 

 

次号もう森田さんの新連載。おそらく悪女パターンですねこれは。

悪女ぶりながら、背中で冷や汗ダラダラかくんだよ主人公!

でも次号は12歳クライマックスで巻頭だろうから…うーんどうしてそのタイミングで…

読み切りは中嶋さんですが、探偵ものなのかー

シリーズ狙ってるかもしれないけど、普通の事やってほしい…

 

 

にほんブログ村 漫画ブログ ちゃおへ
にほんブログ村