極楽寺ひねもす日記1巻

宮本福助・ブリッジコミックス

 

「坊主もの」はわりと表紙買いします。あたりです。

主人公はのんびり屋のお寺の跡取り息子。ところが突如、住職である父親が失踪。主人公は一人で葬式とか法事をやらなければならなくなる!さらに家出する母親!迫りくる檀家総代!

幼なじみの葬儀屋とともになんとか乗り切っていくんですが、ゆるゆる読めるのでストレスはないですね。

ただし!

「お坊さんが・寺がそういうことするのはありえない」的な描写は甘い!仏像が光るなんてもうやっていることだ!惜しい!

(お寺は浄土真宗本願寺派かなと思うんでさらにタブーはありえないというか)

しかしこのレーベルはなんでしょうね、差し込まれていたチラシにこれでもかと入っている「ホモソーシャル漫画」。女の子いないじゃねーか。「オトナ女子のための」って、なんていうかなあ…ぎりぎりBLじゃないっすよ?どう?みたいな売り方なんだよね。

この漫画にもヒロインらしき女の子は出てくるんだけど、まったく色気のないアホの子なんでねえ。そういうのじゃないと、BL好きな人には受け入れられないんでしょうね。

 

 

 

ひゃくえむ。1巻

魚豊・マガジンKCDX

 

「単行本が出ない」という作者の叫びから、ファンが立ち上がりこうして紙の本が出ました。

ツイッターでこの漫画の評判をさんざん見ていたので買わないわけにはいかない、と思って読んでみたんですが

うん、これはまだ何も始まっていないな?主人公ずっと小学生のまんまだ。ただ、恐ろしい呪いかけられたな。そこんとこの圧倒的な感じは読み応えあります。

「5か月連続刊行」ということなので続きを待ちます。

講談社も売り方がよくわからんとこあるな。これなら2巻も同時発売してよかったのでは?

 

 

 

ゆずのどうぶつカルテ~小さな獣医~1巻

伊藤みんご・なかよしKC

 

現在グッダグダのなかよしで唯一無二のまっとう漫画。

主人公が中学生になり、いったん仕切り直しの1巻です。

小6でお母さんが退院し一旦動物病院から離れていたものの、またお母さんが長期入院(さらに無菌室入り)ということで再び叔父さんのもとへ。新キャラ・見習い獣医のハッチ先生が加わり話に幅が出たかな?という感じです。

ただ、主人公のゆずを無理やり大きくしたとこで頭身にムリでてるから、頑張ってほしい…もうこの漫画しかなかよしで読めるものはないんです

(なかよしの現状についてブログで書きたいっすね)

 

 

 

初恋の世界6巻

西烔子・フラワーコミックスα

 

アラフォーにもなって高校生の友情を引きずりっぱなしの女性4人、

もういい加減にしろと思ったんですが小松と黒岩に転機が。

二人ともこのままうまく進めばいいと思うんですがね

主人公の小松、お高いスペック持ちながらいちいちこじらせているのがイラつくんで。

一方救いがなさ過ぎるよっさんと修子。よっさんは本当にいろいろと救いがなさすぎた。

どうして彼女が責められるんだろう、ただし、修子には謝れ。

 

 

 

エルジェーベト2巻

cuvie・シリウスKC

 

「絢爛たるグランドセーヌ」のcuvie先生なので買ってるんですが、世界史を選択しなかった・ぶっちゃけ興味ない私には「ロシアの歴史、知ってるよね?」というていで始まっているので困惑してしまう。

しかも皇妃なのに毎日筋トレしてるし、刺客は自分で倒しちゃうし、そういうぶっ飛んだとこが不思議でならない…グランドセーヌの方はとことんリアルなので、その差もすごいんですよね。

鉄道爆破による皇帝暗殺を自分で止めるとかありえないでしょ・・

この続きはコミックDAYSで読めそうだなー

 

 

 

マグネット島通信3巻

伊藤正臣・バンチコミックス

 

作者さんはチャンピオンでも連載していたんですが、当時は百合漫画だったので好きじゃなかったんですよね。

でも、この人がボーイミーツガール描くとめっちゃ面白いんですよ。

今回最終巻でしたが、孤島の限界集落で起こる怪現象、田舎のめんどくさい人間関係との混ざり具合がちょうどよかった。

クライマックスはNHKがドキュメンタリー作りそうな勢いがありましたね。ただの孤島が実は…大陸だったかも??という終わり方。地に足のついてるファンタジー、好きです。

 

 

 

アシスタントアサシン2巻

奥嶋ひろまさ・少年チャンピオン・エクストラ

 

漫画家のアシスタントが実は凄腕の暗殺者という妙な設定の漫画。主人公の他にもう一人同じ立場のキャラが出てきて、しかも隣に住んで壁に穴をあけるなんてそれなんてびーえるですか

この巻の途中から対抗組織があらわるのですが、これ…ええ・・?チャンピオン的にいいんですか…?つまり聖闘●星矢のこじれたファンみたいなもんじゃん…

もしかすると作者が週チャン連載するかもなので、期待してます

 

 

 

王子様には毒がある。10巻

柚月純・別フレKC

 

最終巻でした。アホ漫画なのでサーっと読めます。

駆け落ちをはじめて、北へ行きオンボロ民宿へ行き、ついに森の中へ。

クマが出てきてもおかしくないなと思ったが出てこなかったのが意外なくらいだ。

そうたのお父さん、もっと巨大な力があると思っていたので、駆け落ちの顛末が拍子抜けでした。

別フレ恒例の「イベント」も無事致したわけですが、

どうしてこの人のメイン彼氏って自分とトコトン合わないんだろうなあ。

吾妻先生や達海の方が好きだったんだよなあ。

 

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