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ちゃお 2019年 03 月号 [雑誌]
580円
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表紙ははろーマイベイビーだけど巻頭はまいたさんの読み切りです。読み切りでも巻頭になるの多くなったな。
付録はペンケースとシャーペン。ボタンを押すとフタが開くのは楽しい。占い付きのシャーペンは懐かしいな。
純情ガールフレンド(まいた菜緒)
12歳。が終わったらおそらくはこういう「中学生あるある」の連載をするのではないか?と思ってます。
だから、これはパイロット版かな。読者の反応を見て始動するはず。
主人公は大人っぽい外見で周りから遠巻きにされてる子。結衣ちゃん系だったので好きです。
小学校のつながりでクラスが成立しちゃって、「四股してる」というウワサまで流れてて全然友達ができない。
でも素直ないい子でそれを見た男子が少しずつ近づいてく。グループから彼を持っていかれた、と思った女の子も、主人公のちゃんとした性格に惹かれて友達になる。
で、「四股」のウワサを広めていたのは元小の男子たち。
彼らは別に主人公を貶めたいのではなく、そういうウワサを振りまくことによって自分が注目されたいだけだったりした。
こういうのは未熟なローティーンならあるだろうなと思った。いや、だからと言って許される話じゃねえけどな!
テンプレ作業をせず、モブにまで目を落とすまいたさんの細かさは大したもんだなと思っています。
来月からはついに12歳のラストシリーズ。どうも高尾が私立行きそうな感じ。まあ弁護士目指してるならな…
ねこ、はじめました
電話に出る猫、自撮りする猫、いろいろいますよね。その前に飼い主はスマホをロックしろよという話ですが(家に置いてきたならしゃあないか)。
良い子のねこは電話に出よう!ってそのアオリ…
ゲキカワ❤デビル
小学生のとき、カイと出会う前にマイを捨てたお母さん。
「マイはパパといたほうがいい、その方が幸せになれる」
「ガチオワ!ママから見たあたしの幸せなんかどーでもいい!」
この辺のセリフのやり取りが鋭くてたまらん。
マイはママの自分を守る系の言葉を聞きたくはなかったんだよな。自分だってママのために譲歩するという覚悟があったのだ。
そのあとマイはいじめられるが、「ママはママ友いなくてぼっちだった」という理由もサラッと出てきていて、今のママ友事情の恐ろしさも感じたりした。
で、現在。ママはなんとファッション誌の編集長である。もともとそっち系の仕事をしていたんだろうな。だとしたら高級な鞄持っていてパパが怒るのは納得いかんな。
「ジミマイには独自のテキスタイルがない」と指摘したママ。すげえ!もしかして次からテキスタイルづくり始めるのかよ!
そして、ジミマイの事情を詳しく知っていたママ。
カイを亡くした今、マイにはまだ取り戻せるものがあったんだな。
はろー!マイベイビー(かわだ志乃)
ちぃちゃんの後釜枠として滑り込んだ超ラッキー作品。
最初は駄作だと思ってたんだが、この前ので結構見直しました。
で、真生を切り離して小梅とあいちゃんだけのお話になるのかな?と思ったらラストで真生が出てきた。どうするんだろう…?
ところで雨でずぶぬれになった後、ネコの親を探すのは得策ではないぞ。あいちゃんはスーパーベビーではない。
番犬ハニー❤
莉音を「天宮会」に誘ってきた割に、学校の秩序に厳しい理事長。
読めない人である。
テーブルマナーを破っただけで退学になるとかどんだけだよ、学校は教育の場じゃないか。
だけど裕太も桃園さんも莉音の味方なので(2人とも天宮会である)一旦引き下がってくれた。
しかしなんだこの理事長。息子のピアスはどうでもええのか。
あとは反抗する莉音に対するリアクションの変な感じ。
で、最後に駿が告白めいたことを言ってきたが多分これは意味が違うぞ。
バケモノ係!(中嶋ゆか)
DX発の連載は結局DXの宣伝でしかなく、こちらの連載は本筋に関係ないものを扱うので私は好きじゃないんですよね。
しかも中嶋さんに小学生ものか…なんか違う気がする…
でもこういう「ホラーちっくで明るくてファンタジー要素つめこみ」な漫画、ちゃおっ子大好きなんですよ。中嶋さんの丁寧な話運びも相まってしっかり楽しめます。
で、ヒキがなかなか不穏です。
ひかりオンステージ!
まだ律のことは恋愛感情とか全然ないひかり。
告白されても困るだけなので律はごまかしてしまいました。
大体、あいちゃんが律の事を好きなんでね。
ライブは中原さんらしいやり方で成功するものの、
ひかりが律と遊園地に行ったことがあいちゃんにバレてしまう。
あいちゃんはさんざんひかりとケンカしてきたが、まだやるのか?
またひかりがいいことしてなあなあになるんだろうか。
ボーイフレンド
え?すげえ、トビラが柚流ピンだ。
男子オンリーのトビラがちゃおに許されるのか。
がっくんがいいヤツすぎてなんでこいつに彼女ができないのか不思議でたまらない。柚流が好き、って言われても驚かない。
柚流のため、桐野くんのために頑張ろうとする沙良、こっちを向いてくれているけれど正直自分を好いてはくれてないと自覚してる桐野くん。二人は二人とも全く幸せそうな顔をしていない。
でもどちらかが本気じゃないなんてこと、カップルとしてはあるあるなんだよなあ…
で、柚流を追い越そうとした桐野くんの行動に、
沙良はどういうリアクションをしてしまうんだろうか。
プリプリちぃちゃん!!
最終回。現在のパートと未来のパートが大体半々だったけど
これは未来パートいらなかったんじゃないかな。
全部、現代でも似たようなことできるはずなんだわ。
だから両方とも中途半端な印象でした。せっかくの最終回なのにもったいなかったですね。
ところで「この枠」から降りた篠塚さん、6月から新連載らしいんですがページ数がとても気になります。もう少しつっこんだ話とか鋭い話で本連載してほしいな。本来できる人だから。
恋するメゾン
「男が集まって深夜やること」ってゲームに決まってんじゃん。
千鶴さんお前ホントに作者の化身だな…
貴博が寝落ちして接近するシーンを見ていると、
つくづくと「なんでこれ、中学生ものなのかな」と考えてしまう。
寮生活なんだから高校でいいじゃん。高校生だって徹夜でゲームする方が楽しいんだってば。
ブラックアリス
ちょっとした好奇心をかき乱すアリスさん超迷惑です!!
今回はアイテムすら使っていない相手にしてやられた上、アイテム壊してバッドエンド!
だけどこういう超感覚持ったキャラはここから主人公として動くんじゃね?とか思ったりもしましたよ。
頑張れ主人公、なんかの役に立つから。
ショコラの魔法(みづほ梨乃)
頑張って告白しOKされたけど、親友も彼の事が好きだった。
自分の無神経さに押しつぶされそうになる主人公。
お互いを尊敬していることがわかった2人、まるで12歳のカコと想楽ちゃんのよう。
例年のショコラならここで終わるのですが、今回は生贄が出ましたね。たまには仕方ない。
はつ恋、落としました。
なんだろう、何とも言えないもの読んだな。
いつも三人でいて、でも片方を好きになってしまった以上関係は終わってしまうと思い込んでいた魚々春。
だけど男子二人はすでに勝負を割り切っていて、主人公には前と変わらず接してくれている。
秋はどう見ても負け確キャラなんだけどね…それでも自分なりにあがいた結果が記憶喪失引き起こしちゃったんだよな。私はこの子、好きだよ。から回ってるけど全力疾走している感じで。
そしてゆきちゃんの恋を取り戻した魚々春。スマホの写真の意味が分かってくると、しみじみする。
作者の最後の作品と宣言されているだけに、さらにしんみりしました。お疲れさまでした…なんて言えるかよ!連載したい作家はいくらでもいるんだよ!これだけのものが描けるんだから、もっとやりきってくれよ!移籍でもいいんだよ!
こっちむいて!みい子
修羅場中のまりちゃん、いろんなことが雑になってしまってみい子のケーキのイチゴ部分を食べてしまう。
そういうささいなことでケンカはするもんなんだよ。
しかし家族の話からして、まりちゃんって…みい子がいなかったら友達少なかったってことかな…?
次号は12歳と推されまくりの花星みくりさんが新連載。
毎年恒例ちゃおガール読み切りはきらめきランウェイがコラボ、これはアリ。
で、「ちぃたん」の漫画始まるらしいんだけどこのタイミングで大丈夫なのか…?心配だ…
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