「こんなに 一瞬で終わるものだなんて 思わなかった」

 

 

これはきっと恋じゃない10巻
立樹まや・KCデラックス
(lineマンガ掲載)


☆あらすじ☆
三ツ矢ひびきは音楽大好きな女の子。恋より何よりバンドがやりたい!その一心でドラムをやっている。
ひびきはSNSで知り合った六久保唱と四ノ崎律、3人でバンドを組むことに。
ただしバンドの掟は「恋愛禁止」。昔唱と付き合った八乙女樹実(HNくるみ)が他のメンバーと浮気して逃げたからだ。
 

親と学業優先の約束をしていた律は、だんだんと追い込まれていた。くるみから「バンド優先じゃないお前は足手まとい」と言われ、思い詰めてしまう。

そして、ひびきにキスをする。

「三ツ矢のことがすきだよ」

ここから始まる、三人の崩壊。

 

講談社漫画賞にノミネートされ、爆売れのデジタル漫画。
正念場です。

☆☆☆


正直この巻はキツイです…!

ドラムのひびき、ギター&ボーカルの唱、ベースの律。バンド「ロックフォーザサン(643)」は恋愛禁止。

直前までマネジメントを扱うくるみ(唱が好き)がいたのですが、

「唱だけならデビューできる」「二人は売れたら呼べばいい」などの発言をしたため、唱がバンドから追い出してしまいます。
ところがやはりただでは起きないキャラだった。今度は轟太のバンド「WILDY」のマネジメントをしているのです。

決勝はこの2バンドの対決となります。

 

律は迷い、さらに追い詰められています。

彼は名門進学校に通っていて、親には「学業優先」と約束していたのです。一年生なのに、春休みの講習が詰まっていてバンドの練習が難しい…

そして、中学の時はくるみに「いずれやめるだろう」と告げていたのです。くるみはそんな律に、唱がスカウトされていた話をします。

 

やる気のない自分が、唱の足かせになっている。

心がボロボロになった律は五条に「代わりにベースをやってくれ」と頼み込み、バンドから逃げようとします。

そして、ずっとひそかに思いを寄せていたひびきにキスをし、告白。

さらにそれを唱に明かして「バンド恋愛禁止」の掟を破って脱退しようとするのです。

 

律は方法を間違えていますね。

正直に理由を明かせば良かったのです。

でもそれでは唱が絶対に引き留めただろうし、「学業と両立させる」策を考えてしまったかもしれない。

それはさらに、バンドの重荷になってしまうでしょう。

だから「唱が一番キレて絶対に引き留めない方法」にしたのですが、ひびきを巻き込んでしまいました。

 

キスしたと明かされた上、「律を説得しようとして抱きついた」ひびきを見てしまった唱。完全に二人の仲を誤解してしまい、ひびきにも「律とつきあえば」と言い出します。

そうじゃない、本当に好きなのは唱だ。

でも「掟」があるから絶対に口にできない。何もできなくて、唱には伝わらなくて、ひびきも絶望してしまう。

643、解散。唱は五条さんにお願いし、二人でスクバトへでることになりそうですが…?

 

スクバト決勝戦がクライマックスでしょうから、その前に「恋愛禁止」について問う展開になっています。でもこれは三人ともバラバラになりすぎて辛すぎる。

ただ、それでも「ドラムはやめない」と言い切れるひびきが強い。

彼女はただの少女漫画のヒロインじゃないんですよね。

そういうとこが好きです。

 

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