大晦日です。

今年は更新がまばらでしたが、それでも付き合っていただいた読者の皆様、ありがとうございました。

 

というわけで年末恒例の今年の漫画総決算的な記事を書こうと思ったのですが…去年はこちら。


 

ですが今年はいろんな事情があり(一年間に同人誌8冊作っていたとか)実は漫画をちゃんと読んでいなくて、

「今年1巻が発売された中での面白い漫画」を5位までピックアップするのは難しいかと思いました。スイマセン。

 

とりあえず、これだけはという漫画をあげていきます。

 

 

 

ヒマワリ1~6巻

平川哲弘・チャンピオンコミックス

 

「クローバー」で長年チャンピオンの看板だった平川先生の新作です。

クローバーはヤンキーのバトル漫画で勝負がつくまでやたらめったら長く、「カルピスをプールで薄めたようなジャンプ漫画みたい」と思っていたので終了した時もイージス竹下さんのことしか考えなかったんですが、

今度は「アイドルもの」を引っ提げてきたんですよ。

広島の奥で神楽を舞っていた蓮。幼馴染の清春が突然消えてしまい、何があったのかと思ったら東京でアイドルになっていた。

「俺も清春と一緒の舞台で踊りたい」そう思った蓮もアイドルの道を目指します。

絵がヤンキーもののソレなのでいきなり手にするにはとっつきにくいかもしれませんが、

「少年漫画で男アイドルもの」はほぼ唯一無二です。

しかし少年漫画誌でいくつか存在した女子アイドルものの「努力至上主義」も含まれているし、リアリティもすごい。

展開にも緩急があり、予想だにしないことも発生します。

現在も続きが気になる作品です。

少女漫画の男性アイドルものは多いですが、少年漫画では本当に珍しい。アイドル好きな女子が結構な数でコレを発掘してファンになっているのでいかがでしょうか。

 

 

 

ドロ刑1~3巻

福田秀

 

本屋で試し読み冊子があって、読んだら面白かったので楽しみにしている作品ですが、まさかその数か月後、ほぼ原作●イプなドラマを見る羽目になるとは…

 

主人公は「窃盗」を専門にした捜査三課の刑事。すべてを力で解決するゴリラタイプ。

一方現場にタバコの匂いしか残さない天才窃盗犯「煙鴉」。

主人公の班目がその匂いを嗅ぎあてたところから、なぜか煙鴉が班目の捜査にアドバイスしてくるようになる‥という奇妙なバディものです。

この「煙鴉」がいい感じに枯れていて色気があり、そういうとこも魅力です。作者は女性かな。

あと空き巣・スリ・万引きなど窃盗について知識がつきお役立ちな面もあります。

なのにドラマは‥なあ。ドラマ自体はそこそこちゃんとできていたので、「原案」ぐらいにとどめておいてほしかった。そのぐらい班目のキャラクターが違うし、ドラマのキャラはほぼ漫画に存在しません(むしろ泥棒の方は出てくる)。あと煙鴉が犯罪してる理由、あまりに安っぽくて笑ってしまいました…キャストはエンケンさんだったのになあ。

作者が新人さんだからいいように使われたんだと思うと切なくなりますね。

 

 

 

愛が死ぬのは君のせい1~3巻

桃森ミヨシ+鉄骨サロ

 

少女漫画はこれがベストですね。

幼なじみの男女二人が空から降りてきた「謎の物体」に翻弄されるお話で、恋愛ものなのかSFなのか少々判別しにくいものになっています。

1巻はさわりのさわりなので、一気に2巻まで読んでいただきたいです。

恋とはなんなのか、愛とはなんなのか。

人間の中でそれがどれだけの割合を占めるのか。

愛を失ってしまうと、人間はどうなってしまうのか…?

そういう根源的な問いを、正面からぶつかって描いています。

この作家さん自体がすでに大人読者に認知されていますので、

マーガレットの漫画ですが老若男女問わず読みやすいと思います。

 

 

 

恋を知らない僕たちは1~4巻

水野美波・マーガレットコミックス

 

1巻が去年の10月発売なのでちょっと外れるかもしれませんが、

この話はいろんな意味で残酷です。

主人公英二は転勤組で久しぶりに転校してきた泉に恋をしているのですが、親友の直彦も恋してしまい、直彦は英二の気持ちを知らないまま泉と付き合ってしまいます。

高校へ上がり、泉はまた遠くへ。しかし直彦に近づく女子が…!

英二はヤバイと思いその藤村さんと無理やり付き合うことにする。

そこからどんどん関係がねじれていき(さらに男女二人が絡んでくる)、泉がこちらに戻ってくる。

4巻現在、修羅場が修羅場を呼び、読めば読むほど頭を抱えてしまいます。でも読むのをやめられない。

そもそも英二と直彦の「親友だけどどうしようもない関係」が残酷すぎるんですよ。今のところは直彦がまっすぐすぎて英二の気持ちを考えようとしないところが許せない。

そして藤村さんがなかなか悪女なんですけど同情の余地が膨らんできて肩入れしたくなる…

「虹色デイズ」でめちゃくちゃ明るい作品を描いていたのでギャップもすごいですが、男子の心情を描いて別マで看板張れているのがすごいと思っています。

 

 

あとは「あつもりくんのお嫁さん」が期待大。

高校を卒業したら婚約者と結婚しなければならない…そんな田舎のしがらみから救い出してくれたあつもりくんに追いつこうと奮闘する主人公の姿がかわいいし強いです。

 

 

チャンピオンはこれからどうなるかわからん連載が多すぎるんですけど、とりあえずジュニオールも推せます。

大人のいうことなんか絶対聞かない。ユースから脱落してしまった主人公が高校での出会いからチームを作っていく話。クセは強いですけど、サッカー雑誌でも連載をしています。

 

 

 

 

 

あとは吸血鬼すぐ死ぬを買おう。

一月に11巻が出る。今年すっかり推し変してしまったんですが、

その推しがいきなり表紙で死ぬ。

よろしくお願いします。

 

というわけで一年間の漫画を総ざらいするつもりが散々な状態でした。

来年はもう少しアンテナが張れたらと思っています。

来年も当ブログをよろしくお願いします。

 

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