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ハニーレモンソーダ 6 (りぼんマスコットコミックス)
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「これから 自分で手に入れる
三浦くんの隣」
ハニーレモンソーダ6巻
村田真優・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)
☆あらすじ☆
中学では「石」と呼ばれ、いじめられていた石森羽花。
「環境じゃなくて自分を変えたい」と、自由な校風の八美津高校に入学。そこで出会ったのはレモン色した髪の三浦界くん。
三浦くんとの出会いが羽花に刺激と輝きをもたらした。
羽花の父が八美津の面々を誤解し、「転校させる」と言い出した。ケータイも取り上げられ何も出来ない羽花だったが、三浦くんがやってきてくれた。
しかし、三浦くんはいろんな事を秘密にしているらしく‥?
きらめく生活へ地道に動く。それが一番キラキラしてる!!
村田真優先生の真摯な作品。
☆☆☆
立ち止まったり悩んだり、憧れたり届かないと思ったり。自分にはないものを手にいれようとしたり。
青い時代に抱きがちな感情をどう解決するか。主人公のダメさ具合がちょうどよく、うまく整理できているお話です。
主人公羽花はおとなしい優等生。どんくさくて受け身で空気が読めない。中学でいじめられていました。
ですが「ヤンキーに半分足つっこんだ集団」のアタマみたいな三浦くんが彼女を見いだし一緒にいてくれます。仲間には女の子もいるので和気あいあいやっています。
元カノの芹奈というすごいいい子に出会い、ライバル宣言までできるようになりました。
さて、この辺が「折り返し地点」なのかなと6巻を読んで思いました。
中学でのいじめを伝えていなかったため、「派手な八美津の連中にいじめられているのではないか?」と勘違いをし転校させようとする羽花の父。過保護を通り越してモンペです。中学のいじめもこの過保護が原因だったので羽花は黙っていたのでしょう。
三浦くんに勇気をもらい、やってきたあゆみたちの前で中学の事を告白します。
高校まで続いた壮絶ないじめでしたよね‥いじめて退学した「こじれみ(小島麗美)」たちもやってきて証言。両親は崩れ落ちてしまいます。
ようやく八美津のみんなが認められ、羽花は門限もゆるくしてもらえました。6時だけど。
(しかしあれだけズレているお父さん、よく今まで普通に仕事して家族を養えていたよなと思います)
ところが、羽花と三浦くんと、あゆみたちの「仲のよさ」をこじれみは「生暖かい」とぶったぎります。
こじれみは、三浦くんが夜に何をしているか知っている様子。
三浦くんは人気者ですが、謎が多い。彼がサボっても教師は叱らない。
仲間たちも「実は何も知らない」らしいのです。
深入りすると嫌がるらしい。
羽花は空気が読めない(笑)し、三浦くんのことを知りたい。こじれみに話を聞いて、バイト先を突き止めます。
今のところ「カラオケ店員」にしか見えないのですが‥これはアレな副業もしてんのかな‥?
稼がなければならない事情はあるだろうけれど、彼の秘密主義と「闇」を取り払う必要がありそう。
いよいよ羽花が頑張るターンです。三浦くんにもらったたくさんのものを返さなければならない。
どんくささと空気の読めなさ、諦めの悪さ、羽花にしかないもの。
彼女のひたむきさはカッコ悪いけど、ちゃんと実を結んでいく。応援したいですね。
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