「注意されたら『耐えられない』なんてバカバカしい
いちいち大事にしてさ
自分で生きるの大変にしてんじゃん
もっと軽く考えな」
中卒労働者(ワーカー)から始める高校生活9巻
佐々木ミノル・ニチブンコミックス
(コミックヘヴン掲載)
★あらすじ★
片桐真実(まこと)、18歳、中卒。父が犯罪者、母は事故死。妹の学費を稼ぐために学校を諦め工場で働いている。
しかし現場で「中卒」をバカにされた真実は妹と一緒に「通信制」の高校へ入ることに。
76歳の老人、シングルマザー、玉石混淆の同級生の中、真実はお嬢様の莉央と出会い、「壮絶な事件」を乗り越えてつきあうことに。
真実が若葉の「騒動」に首を突っ込んだことで不安になる莉央。
「私は、何もしていないで片桐くんを求めようとしている」
未熟な自分を変えようと、ファミレスでバイトを始める。
ところがそこには、真実の中学の同級生・中島あかりがいて…?!
通信制を卒業した作者が紡ぎ出す、心にぐいぐい絡み付く青春ストーリー。
☆☆☆
ファンタジーより「無理ゲー」な境遇にいる主人公の、マジな格差恋愛モノです。
毎回コミックスを楽しみにしてますが、雑誌が隔月でもどかしい‥書店で見つけるのも難しい‥でも、ついに90万部突破したそうです。おめでとうございます。
主人公は中卒です。母を亡くし父は犯罪者、親戚に住み処は与えられるも同居は拒まれ、負けるものかと工場で働いてきた。
自己評価が大変に低く、卑屈で手も出やすかった。
しかし妹と一緒に通信制高校へ通いはじめ、少しずつ変わってきています。
お嬢様の莉央と付き合うことになり幸せリア充ヒャッハーか‥、しかし彼の「境遇」は学校の誰にも明かしていません。
一方莉央は「事件」を乗り越えて真実と付き合い、好きすぎて若葉が真実に近づくたび不安になってしまう。若葉はシングルマザーでデパートで働いて、それでもなお学校に来る。
しかし夏休みの合宿を終えた莉央は勇気を出してアルバイトを始めるのです。
で、そこにはかつていがみ合った中島あかりが!
彼女に注意されるたびビクつく莉央ですが、男子大学生・岬に励まされます。彼は兄妹が多く苦学生。そんなとこを真実に重ねます。
一方、あかりも冒頭のセリフを莉央に。実はいい人なんですよね。真実をあきらめてないらしいですけど。
しかしちょうど街に出ていた真彩と五十嵐は莉央と岬が仲良さそうにしているのを目撃してしまい、真実は不安になって若葉と一条を連れてファミレスへ…!
莉央的には岬のことは全く頭になくて、むしろあかりを会わせたくなかったので大慌て。
岬が横柄な態度をとるので真実と一条はブチギレ。
さらに岬は真実にいろいろと吹っ掛けてくるのですが、
まさかのどんでん返しが発生します。
これは…「やられた」と思いましたね。
真実の「視覚狭窄」な部分と「熱しやすくなる」部分が裏目に出たと思います。
ただ、この真実の性格や考え方は他の部分にもいろいろ影響しているとこありますよね。
どんでんの後の、岬との会話とか…
もしかすると、最後の最後に出てきた「あの人」に関しても、いろいろな誤解があるのかもしれません。
一方莉央はちょっと不安なことが一つあるなあ…どうするのやら。
あと、五十嵐の空回りっぷり、なにか報われるといいですね。
松井さんとの絡みが大好きです。
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