「なんで黙ってたんだよ

そりゃ母ちゃん心配するだろ

なんかあったら言えって言っただろ」

 

 

リビングの松永さん2巻
岩下慶子・デザートKC
(デザート掲載)


☆あらすじ☆
親が祖母の介護をするため一人で暮らすことになった女子高生・園田美己(みこ)。

叔父が経営するシェアハウスは、ミーコ以外みんな大人。家事も下手だしやっていけるか心配になるミーコだったが、松永はガミガミ言いながらも優しくて世話を焼いてくれる。ミーコの頭の中は松永のことでいっぱいになってしまう…

そしてついに「好きです」と言ってしまったミーコ。

松永さんの反応は…?

無自覚イケメンとハプニングの連続で頭が混乱しそう!!
いろんな人と交流する女子高生の成長を描くシェアハウスライフ。


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

面白いです!今年最高のラブコメ認定しました。

主人公はよくある「一人暮しするハメになった普通の女子高生」。家事も今まで家族任せで、洗濯はできないしカレーしか作れません。
叔父さんが経営するシェアハウスに入ることになったのですが、住人はみんな大人です。

ネイリストの朝子、大学生の北条、飲食業の健太郎、謎の住人服部さん、

そしてデザイナーで一番年長の松永。
 

顔つきが怖くて少々チンピラくさい外見の松永さんですが、職業がデザイナーなので外に出ることが少なく、ミーコとの接触が自然と多くなります。

デザイナーとしてのプライドが高く、「口うるさい昔のお父さん」タイプ。そのわりにガキなところもあり、半裸でハウス内をうろつきます。

がさつなわりに世話焼きでミーコは途端に恋に落ちてしまいます。

しかし松永は27歳。ミーコと10歳の差があります。

1巻のラストでついうっかり「好きです」と告白してしまったミーコ。

 

1巻ではただひたすら一方的にミーコが恋しちゃって、一人で勝手にキュンキュンしている傍ら松永さんが無自覚で、無意識におでこぶつけてきたり過保護だったりしてそれを楽しんでいたんですけれど、「告白」してしまうとその関係や話の方向が変わっちゃうのかな、と心配もしていました。

ミーコが入る前にいた「住人(女性)」の話もほのめかされていましたし、彼女の話が入ってくるのかとも思っていました。

 

が。

ミーコもまずい、と思って「(住人として)好きです、よ」と言い直し、松永さんも「俺、うるさいから嫌われてると思ってたし、気を使われているのかと思ってた」と返すのですが…

うん、その流れは全然あり。でも進展はないのか…と思ったら、

ビールを取りに冷蔵庫を開ける松永さん、赤面しとるんですよね!

まんざらじゃねーのか!このロリコン(誉め言葉)!

 

そのあとほかの住人が帰ってきて一騒動ありますが、なんとこの2巻、1巻とほぼ同じ内容でした!!!

ありがとう!

正直まだ過去の女性の話とか聞きたくなかったのでよかった!あと数巻イチャイチャしてろ!

なんつーか、作者と編集が「読者の求めているもの」をわかっている感じしましたね。

進展はゆるゆるでもいい、ただただ甘いデザートがほしい。そういうことです。

 

あと注目すべきイベントは赤点とったので名古屋へ連れて帰ろうとやってきたミーコ母とのやり取りですね。

そりゃ赤点とったら心配で、自分が管理しなければと思いますよ。でもミーコは今の楽しい暮らしをやめたくない…

で、冒頭の抜粋です。赤点を黙っていたため、松永さんがミーコを叱るのです。

ホント、松永さんは昔気質っていうか、他人にも「だめなものはだめ」とはっきり言ってしまうタイプなんですよね。それを目の当たりにしたミーコのお母さんは安心してしまうのです。

(そういやミーコってお父さんいたっけ?)

 

正直10歳年の差があるとリアルでは引きますけど、これがじゃあ「社会人と社会人のシェアもの」だったらどうよ?と思いますので、漫画としてはこれでいいと思います。

 

なんだかんだすぐ脱いじゃう松永さん、セルフバリカンでツーブロを維持する松永さん、失敗してハゲ作る松永さん、健太郎にイジられてムキになる松永さん、全部必見です。

 

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