「それは理想だろう
私がきいたのは野望だぞ」
魔入りました!入間くん2巻
西修・チャンピオンコミックス
(週刊少年チャンピオン掲載)
☆あらすじ☆
鈴木入間、14歳。ものすごいお人好しだが親がクズ。なんと悪魔に売られてしまう。
しかし悪魔サリバンの要求は「私の孫になってくれ!甘やかすから!」
入間は悪魔の孫になり、悪魔が通う学校へ通うことになる。アスモデウスやクララなど友人にも巡り会えたのだが、入間を人間ではないかと疑う生徒会長アメリは‥?!
チャンピオン紳士淑女が大喝采!!
ムチャクチャでメチャクチャ、豪快で楽しい悪魔コメディ!!
☆☆☆
お人好しで善良な主人公入間くんが悪魔の孫になったことから始まるライトでポップな魔法学園コメディです。
ハリー●ッターを想像するとわかりやすいかと思います。
人間界にいた頃は悲惨な生活をしていた入間くんですが、衣食住を保証され学校に行かせてもらい、友達もできた。授業も魔法が使えないなりになんとかやってきました。
ただ、祖父のサリバンが言うには「人間だとバレたら食べられる」らしいのです。入間くんは今までなんとかバレずにやってきたのですが、「悪食の指輪」をはめてしまったことから授業でとんでもないことをやらかしてしまいます。
それを見た生徒会長のアザゼル・アメリは入間が人間ではないか?と疑うのです。
バレてしまったら大変なことになるのですが、
結論いうと、バレます。
しかし入間くんの身の安全は保証されてしまうのです。たったひとつの「禁断の書」によって‥!!(笑)
‥アメリとの出会いにより、お人好しで無欲な入間くんに変化が訪れます。
入間くんが望んでいたのは平凡な日常。しかし悪魔にとってそれはただの理想であり、「夢」や「欲」ではないのです。彼女は入間くんに何がしたいのかを問いつめます。
悪魔界にはランクがあり、学食などでもランクが低いと食べられないものがあったりもします。また、ランクが上がると人間界に行けるようです。
入間くん的に今のところ「人間界行きたいかな‥?」という感じですが、とりあえずランク上げを目標に掲げることになりました。
「そうかー、これこそが少年漫画なんだな」と思いました。
現実は平穏に暮らすのが最良なわけですが、夢や野望は物語を動かす原動力ですよね。
そうじゃないと漫画は面白くない。
そして悪魔の欲望は人間のそれよりもサイズが大きいけれど大して変わらないのでしょう。
ガチで無欲だった入間くんはこれからどんどん「やらなければならないこと」を見つけ出していくかと思われます。
これからも入間くんの成長をサリバンおじいちゃんのように見守りたいですね。

