「ねぇ武装展開って何?

叫ぶとなんか強くなったりすんの?」

 

 

吸血鬼すぐ死ぬ7巻
盆ノ木至・チャンピオンコミックス
(週刊少年チャンピオン掲載)


☆あらすじ☆
ヌルヌルヌルヌ!!ヌヌヌーヌ!!
ヌッヌヌーヌ、ヌヌヌヌ!!
ヌーヌ‥ヌーヌヌヌ。
ヌヌヌヌ、ヌヌッヌヌイ!!
ヌンヌ‥ヌヌヌヌーヌ。
ヌヌーヌイヌ、ヌルヌヌヌーヌー?!

(訳:真祖にして無敵の吸血鬼ドラルクを倒しに向かったロナルド。
ところがドラルクはドアバンで死ぬ最弱吸血鬼。城がぶっ壊れたためドラルクが無理矢理居候してきた!!
それからは新横浜の皆さんと共にポンチな吸血鬼に出会ったりアホな奴等にムカついたりの毎日。

東京の退治人、籠目原ミカヅキが新横浜にやってきた!!
彼はダンピールで東京のエース、新横浜という中途半端な街に馴染む気はない‥
だけど、新横浜のポンチ吸血鬼がそんなヤツを見逃すはずはなく?!
彼の貞操は守られるのか?!

そしてついにロナルドの同期であるサテツの過去が明かされる。不良だった彼がいかにして退治人になったのか‥?!)


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カフェ第二弾、明日から開始です。他の企業はいろいろやってくれるのに、何故アニメ化しないんだ!!


「吸血鬼すぐ死ぬ」は強大で美しい存在である吸血鬼のイメージをハナからぶち壊しにかかっているギャグ漫画です。
吸血鬼ドラルクはドアバンで砂、ストレスで砂、ティッシュ配られなくてスナァ‥とにかくすぐに死にます。ただしすぐ復活するのでまあ一応不死。ニートでゲーム三昧で図々しい。家事が得意で最近は主夫。ヒナイチはおやつの虜。
一方吸血鬼退治人ロナルドは地域の清掃活動しながら仕事をし、文筆業もやってる苦労人。誉められなれてない割に自分大好き。セロリが嫌いで高校の同級生半田(マザコン)にめっちゃストーカーされてる。
こんな二人が同居してる「ヘン」な漫画です。
けなげで腹毛がモフモフしてヌーヌー言うドラルクの使い魔ジョン(アルマジロ)がかわいくて誰よりもヒロインです。


7巻のメインはなんといってもサテツとロナルドの過去が描かれた「ズクと灰吹」でしょう。
現在は優しくて気弱なサテツですが、実は元ヤンキーです。
ヤンキーだった彼が何故退治人になったのか。これはロナルドと古株以外知られていませんでした。
サテツの弟・コバルが小学生だった昔にさかのぼります。
当時はロナルドもまだ退治人見習いで、銃も両手で支えないと撃てないくらいヒヨッコ。そんなときマスターは「自警団」の話をします。
退治人に対抗意識を持つ不良たちが勝手に吸血鬼を倒しているらしい‥ロナルドは下等吸血ガエルを退治中、自警団の頭であるサテツに出会います。
彼が何故退治人を信用していないのか、そしてそれがどうして変わったのか。
吸血鬼すぐ死ぬにしてはゴリゴリのシリアスです。しかしそれだけの読み応えがあります!


一方もう一人の同期・ショット主役の回もあるのですが‥ですが‥ナイスショットとしかいいようがありません。実にひどい(誉め言葉)のでしかと目にしてください。

また、蜘蛛女アラネア(危険度A)が新横浜にやってくるなかなかのアクション回もあります。この回はギャグとアクションのバランスが絶妙で、この漫画の本来の姿を見せつけていると思います。

そしてついに半田の父親が現れます。美しい吸血鬼のあけ美さんと結婚した猛者がいったい何者なのか、ぜひその目で確かめてください!!


連載から2年が経過しました。
この漫画はチャンピオン内でもある程度の人気はあるのですが、まだまだビッグタイトルとはいえません。すこし前に編集長が替わり、誌面が大幅に入れ換えられてしまいました。
チャンピオンは余程でないと単行本が2ケタになりません。長編になると読者が手を出しづらくなるからです。ですからこの漫画もそろそろ、と言われかねない状態になっている、かもしれません(本誌はすでに9巻収録分になってますが‥)。
私はガチファンだから見えない欠点があるのかもしれません。例えば初めてチャンピオンを買った人が「これ面白い」と言ってくれるのだろうか?そんなことを考えながら最近読むようにしています。
やはり「吸血鬼と退治人が新横浜でポンチ吸血鬼を倒す」という基本的な話が大多数に喜ばれるのではないかと。内輪向けの話は嬉しいけれど、あまりやらなくていいかもしれません。

 

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