菜の花の彼14巻
桃森ミヨシ×鉄骨サロ・マーガレットコミックス
ついに最終巻!!
第二部からのとんでもない展開に息をのみつつ、隼太くんの不憫さに涙しつつ、ついにここまで走り切った!
圧倒的なストーリー力にただ平伏するしかないです。
むしろ、今までの積み重ねが結末へ結びついているので、「ちゃんと読み返さなくちゃなあ…」と。
実は最近、少女誌・さらに「別」のつく漫画は意外とストーリーが分かりやすすぎちゃって、振り返らなくてもいい漫画が多いんですよ。作者の配慮が裏目に出ることがある。
もともと桃森さんの漫画はいい意味で「わかりにくい」ところがあります。
今回は大成功。誰も手放したりしない漫画になるでしょう。お疲れさまでした…!
次もマーガレットなのでしょうか?
ただ、絶対に映像化とかするなよ?陳腐にやると第二部展開が大映ドラマみたいになってしまうから。
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君とワンダーランド 1 (マーガレットコミックス)
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君とワンダーランド1巻
渡辺カナ・マーガレットコミックス
前の作品があまりにも閉鎖的なお話だったので読むのをやめてしまったのですが、今回はその逆っぽいですね。
主人公は事故で人の声が聞こえにくくなったけど、逆に動物の言葉が分かるようになってしまった女の子。
だからあまり人とかかわらずに生きてきたんだけれど…そこに「俺はお前の事故に巻き込まれた狼だ!」と名乗る男の子が。
どうも事故によって2人(?)の存在が混ざっちゃったということらしい。戻るには戻るんだけれどお互いの存在を受け入れることが必要。
そして何故か男の子は主人公の学校に転入できちゃって…
心を閉ざしていた主人公が明るすぎる狼男によって変わっていくんだろうと思うと応援したくなります。
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神様のえこひいき 2 (マーガレットコミックス)
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神様のえこひいき2巻
小村あゆみ・マーガレットコミックス
友達(男)に告白してフラれ、直後に交通事故にあい、神様の力で女になってリベンジするぞというお話なのですが、ようやく自分の正体を相手に理解してもらえました。
でも主人公の正体、先にわかっちゃった女の子(友達の元カノ)がいるんだよね…
ところが!なんと交通事故にあった主人公は「死んでいなかった」!
本気で愛し合えば元に戻すよ!と神様が適当なこと言い出してます。このまま大団円にしか行けないような気もするんだが、一方女の子の気持ちはどうなのだろうか…
彼女、かなりいい子なので報われてほしいな。
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きのう何食べた?(13) (モーニング KC)
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きのう何食べた?13巻
よしながふみ・モーニングKC
男夫婦がすることもせず老後に向かいながらご飯を食べる漫画、もう連載して何年になるんだろう。
面白いのは主人公たちがちゃんと年を取っているということなんですよね。今回史郎の大学の同級生がなくなるんですけど、もう子供が独り立ちしていて面食らうというお話があります。
安らかな死ではあるけれど、史郎たちにしてみるとかなり重い…
いつもレシピが細かくてすごいなーと思うんですが、たまに出てくる「手抜き過ぎレシピ」は真似します。小松菜のスープうめえ。
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ピンポンラッシュ! 1 (花とゆめCOMICS)
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ピンポンラッシュ!
南マキ・花とゆめコミックス
ひっくり返りそうになるトンデモ漫画。
タイトルと設定につられて買ったんですけどトンデモ過ぎて突っ込みが追い付かない。
クイズのお話です。クイズといえばアニメになった「ナナマルサンバツ」ですが、あれはどこでスイッチを押すかとか、問題のとらえ方とかタメになる話が詳細に書いてあり、「クイズを志す奴らはマジで大変だよな」と尊敬するしかないお話になっています。
ところがこれ、クイズの名門校が舞台で、学校内ではクイズのできるできないでヒエラルキーが存在し、そのトップであるクイズ研究会に入ると将来政財界への道が開けるとか言い出してて「これ花ゆめのあかんとこばっか抽出した漫画だ」と思いながらここらへんで手が震えそうになってきて…
それを全く知らない主人公は「学食がめっちゃ美味い」というだけで学園に入ってきていて、食うためだけにクイズに勝たなければならない(クイズに勝たないと学食に入れない)。…のだが、実は「瞬間記憶能力者」なのでいきなりチート。
あのなあ!瞬間記憶能力で問題と答えが全部わかるんだったら、クイズの醍醐味である「何処まで問題を聞いてから早押しするか」が台無しになるだろ!
で、「クイズ貴公子」とかいう頭クラクラする存在がいて、その弟が昔クイズ合戦してなすすべなく敗れた女の子を探しているんですけど明らかに主人公ですよね。記憶喪失っぽい。
で、主人公はひょんなことで弱小のクイズ同好会に入って(メンバーがそろいもそろって信じられないくらいクイズ弱者)、貴公子たちの研究会に部室壊されそうになってたりして、弟(兄と当然のごとく確執がある)と一緒に研究会と戦いそうだなーというとこで本を投げました。
すごい花ゆめ王道。
しかも奥付みるとこの連載花ゆめ本誌じゃなくて別花らしい。
こんなもん対象年齢の高い別花でやって怒られないのか???
それとも作者の人気で許されてるの????
マシリトが入ってきて大ナタふるって白泉を変えると言ってるけど、なんでこれにナタが入らないの?
この手の漫画がはびこってるから新規読者が入りづらくて白泉やばくなったというのに…まだあるんだ、という驚きがすごかったです。
…あ、でもこの「クイズで人生どうにかなっちゃう世界観」ってちょっとトリコ感があるな。ジャンプ漫画なのかもしれない。





