まほプリ、最終回でしたね。

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最後は次の「キラキラプリキュアアラモード」とのコラボ回という仮面ライダーのような作りになっていました。
いやー…えーと…
いやー、来週が楽しみですね。
というわけで注意書きです。
魔法つかいプリキュアが面白かった、最高だった!と思っている方はこの記事を読まないでください。本当によろしくお願いします。
(今回はかなり評価が分かれそうだと思ってます)
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プリキュアは10年以上続いてきたシリーズです。
一年通して流れるアニメは現在とても少なく、ニチアサかドアサぐらいしかありません。
しかし、4クール続けることで大きな感動が得られるため、「子供向け」であろうと私はとても好きですし、制作側も本当によくやっているなあと頭が下がる思いです。
しかし、一年続ける番組のクオリティがひどいとどうなるか。
それは実写である特撮ヒーローもので何度も味わっていますが、しんどいです。
そして、プリキュアも例外ではなく私は「スイートプリキュア」をプリキュアのシリーズだと思いたくありません。とにかく酷い出来だったし、突っ込みどころが多すぎて。
まほプリはスイートプリキュアほどではありませんが、スイプリより「マシ」というレベルのものでした。
よかったところはあるのです。
みらいとリコが別世界の人間で、全然知らないところから友情を結んでいるところ。
みらいもリコもとてもいい子で、頑張っている部分にはとても共感できる。
追加要員はーちゃんは少々会話の成立しないキャラクターでしたが、悪意を感じないので安心して見守っていられました。
みらいの家族も子供への理解とやさしいまなざしがあり、彼らが子供たちにむけた言葉はひとつひとつ捨てる部分がなく貴重でした。(とくにみらいのお父さんが面白いキャラでした。電機会社に勤めていて電化製品と魔法の共通性を語ってみたり)
ナシマホウ界の友達まゆみと勝木さんも、それぞれに個人回があって掘り下げがあり、この回はとても面白かったです。
というか基本的にナシマホウ界と中学校をめぐる物語については文句がありません。
で、ここから短所についてあげていきます。
マホウ界の書き方が全く理解できなかった。みらいがマホウ界に飛ばされ、初期段階は「戻れない」。まずみらいの「足場」がふわふわした状態だったのに不安を感じました。
それから人魚やペガサスなど異世界らしいギミックはあるのだけれど、一回に登場人物が多いのです。
始まってから一か月くらい?みらいはリコと魔法の補習を受けます。しかしぶっちゃけた話「補習仲間」は3人もいらなかったんです。三人いれば補習をクリアするパターンは三つ必要です。そこに時間を割いていると、主人公であるみらいとリコの掘り下げができなくなってしまう。初期段階でこれはない、と思いました。そして補習が進むうちに三人のクリアパターンが雑になっていく。
そしてさらに、人魚やペガサスの心の動きとかいろんな要素を盛り込んでくる。30分しかないのにあれもこれもゴテゴテと入れてきて整理がされていなかった。
こうなってくるとせっかくみらいとリコが「いい子」なのにそこにスポットが当たらなくて感情移入がしにくい。
今までプリキュアが「異世界を冒険する」ことはなかったので、これは慣れていないからだと思います。ただ、プリキュアは「日常」からの物語だと思っているのです。
だったらナシマホウ界にリコだけおいて、あとはこちらで宝石探しをすればよかったんじゃないかと思います(宝石を手に入れながら魔法を学んでいくとか)。勝木さんみたいなかわいいお邪魔虫もいるし、しばらく追っかけっこしているだけでも話は成立したんじゃないかと。
リコはかわいそうですがマホウ界の人々はこっちにちょいちょい来てるじゃないですか。
で、敵側もキャラが多い。
前期のドクロクシー一味と後期のデウスマスト一味。どちらも4人の幹部がいる。
なぜラスボスを二つに分けたのかという大きな問題もありますし、まあ二人いてもいいんですけどこういうのって終了一か月前にドクロクシー倒してゾーマのごとくデウスマスト出せばいいやんってことじゃないすか(そしてデウスマストは恐ろしい速さで倒された)。
幹部すべてに贅沢な声優使っているのに印象が薄くてかわいそう。
ドクロクシー編もデウスマスト編も、敵の「目的」が直前までわからなかった。
さらにいうと、校長などサポート人物にその情報が渡らなかったりいろいろとウヤムヤ。
ドクロクシーは「エメラルドを探している」けれど、それを何に使うのかをはっきり言わないし。
デウスマストの一味に至っては「マホウ」に対する「ムホウ」が何なのか教えてくれない。
そしてドクロクシーがデウスマストによって動かされていた、とラストあたりになって言い出して、「すごいやっつけだな」と思いました。
チクルンも何のために出てきたんだかよくわかりません。妖精の女王に会わせるためのキャラだったの?
また、ヨクバールのでき方がね。「無機物」なんですよ。
感情のない怪物だとたしかに倒しやすいんですけど…本当にザコっていうか、そこに何か工夫はできなかったのか?というやっつけ感がありました。
ハトプリみたいに感情がもろだしになるとか、GOプリみたいに夢を閉じ込めるとか、見ている側が「許せない!」と思うのは必要ではないかと。
そして戦闘。一回目は「魔法のはずなのに物理攻撃だなあ」と思うだけでしたが、二回目以降はただもう、わからないんです。
ミラクルとマジカルが、どこへ向かって飛んで、どのベクトルでヨクバールにぶつかっているのかがわからない。気が付くと、なんか飛んでなんかぶつかっているだけ。
動線がまるで見えないんです。物理で戦うと決めたなら、そこはやるべきでしょう。
では魔法はどうか、というとメインの4つの宝石以外はステッキにつけて発動させますが、はーちゃんが使うピンクトルマリン以外一回くらいしか使われていないのです。
結局スイプリのように8時50分あたりで変身し、ちょっとキックして必殺技を使うだけ。
悪夢かと思いました。
最近TOKYOMXでGOプリの再放送が始まりましてね。それを大事に見ているんですけど・・「かゆいところに手が届く」戦闘を見ていると「なんでこれができないんだろうな」と思いますよ。
あとは作画でしょうか。
キャラクターデザインは悪くない。ただ、ちょっと複雑な衣装だったと思います。あれだと動かしにくいですよね。
今回は作画監督と総作画監督が別々になっていたけどそれは一体何故?
分かれていたけどそれで何かメリットはあったか?よくわからない。
なにしろバンクが面白くないのです。何がどう、というわけじゃないんですけど・・
ただルビーの変身バンクはGOプリのスタッフさんが作っていたためとても動きがあってあちこちが凝っていた。それ以外はなんか光ってなんか変身しているだけ…
フェリーチェのバンクは絵コンテを田中さんが作っていたので、花が開くあたりは「さすがー」と思ったのですが、そこまでがのろくて単調。どうして折角のコンテをここまで台無しにできるんだろうと思いました。
まほプリはキャラの個性を見せるバンクではなかった。個性は「宝石」にあった。
プリキュアが5人6人いても、短いバンクでも、個性がはっきりしていれば「いいバンク」なんですよ。
この「なんだかわかってない感」が全体的にあって、一体スタッフ的にどうなってるんだろうと思っています。
作画も脚本も、続投のスタッフさんがほとんどなわけです。
ただ、絵コンテや演出となるとGOプリにいたスタッフさんが別の番組に行っちゃっている…という状態でした。
それからGOプリやスマプリの時は田中さんや大塚さんという「トップ」がいて、彼らに追随する絵コンテと演出の人がいたり、人脈からなのか気合の入った作画をしてきたりするんですよ。
まほプリもね、先週のBパートに大塚さんの絵コンテが来てまして。
もうそこに関しては「さすが!すげえ!」としか言いようがなかったですよ。
でも、一年全体通してこれだけがずば抜けてスゴイっていうのは非常にまずいと思います。
大塚さんだって田中さんだって毎回絵コンテや演出ができるわけじゃない。でも、「できるだけ近いクオリティ」を保つということはできたのです。それがスマプリとGOプリなんですよ。
ブルーのおかげで低評価になりやすいハピプリだって、
ありすがかすんでてかわいそうなドキプリだって、
戦闘のクオリティやそれ以外のイベントのギミックに関しては統率が取れていた。
スタッフとか何から何まで、全体的にバラバラだったんじゃないかなと思ってしまうのです。
とはいえ短所しか見つからないスイプリと違い、「それだけはやってはいけない」という一線を越えていませんでしたし、モフルンもかわいかったし役に立っていたし、ただ一年を通すには力不足だった不運なプリキュアだったんだろうと思うしかないです。
来週から始まる新しいプリキュアはどうでしょうか。
ギャグ顔がハトプリ寄りだったので期待したいのですが…
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