「説明しよう

バナナにはお茶碗1/2杯分のごはんと

同じエネルギーが含まれているのだっ!」

 

 

★あらすじ★

不良界の名門校・王森高校。ケンカ自慢の不良たちが頂点を目指す別名「不良の甲子園」。

その屋上で一年生のケニーは三年の頭・「メリケン」に挑んで瞬時で負けた上に持っていた弁当を食べられてしまう。

しかし奇跡は起こった。ケニーは料理が上手な不良で、メリケンが弁当にやられてしまったのだ。

「俺がこの学校のママになる!」

この日を境にケニーは弁当で成り上がることを決意する。

そして一年生の胃袋をつかみ頭(ママ)になったケニーだが、今度は二年生が…

しかし二年の頭・「あっくん」は過去にメリケンと勝負をし、勝てないと全てをあきらめていたのだ。

ケニーはバナナ一本で勝負する…マジ?

 

どっかで見たような不良漫画なのに、食育とグルメ、さらに深い問題へ突き進む?!

抱腹絶倒間違いなしの不思議漫画!そこ、出オチとか言わない!

 

 

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自分的「2016この漫画がすごい!」一位の作品です。

出オチ漫画大好き!くだらねえ!

 

舞台はよくある不良の巣窟です。こういう学校実在するんだろうか…?というアレですね。

男子しかいなくて、授業してなくて、ケンカしかしてない。そんで将来何かの役に立つのかわからん「テッペン」をめざしている。

 

主人公のケニーもテッペンを目指して王森高校に入ったのですが、頭のメリケンが強すぎて歯が立たない。ところが「料理のウデ」を見込まれ、「胃袋を掴めば学校を制圧できるかもしれない」と思い立ちます。

この学校に通う不良共はほとんどが貧しい家庭に育っていたり、小さい頃にいじめられていたり。マトモな食事にありつけていない。

ケニーが弁当で「ママみ」を提供することにより、不良は涙をこぼし、過去を振り返り…ケニーについていくことになります。

くだらない、と笑い飛ばせる漫画なのですが、その裏で「不良と家庭環境と食事事情」という重いテーマも潜んでいるのです。

 

ケニーは一年生の胃袋を制圧しました。となると二年生は穏やかでない。

二年の頭・あっくんがメリケンとの戦いで戦意を失っており、彼らは一年生の「下剋上」を恐れています。一人一人は二年生の方がケンカ慣れしているかもしれないけど、何しろ一年生がナゾ(笑)の一体感を持っちゃっていますからね。

でもあっくんは実はとてもいい奴で、ケニーとたい焼き談議で盛り上がっちゃったりするノリのいい人です。正直2巻読んでてたい焼きが食べたくなりました。

そして食にこだわる為かケニーの「栄養バランススカウター」が反応します(笑)。

だけど、頭どうしのこの戦い、とんでもねえ幕切れです。

 

また、三年生のメリケン率いる本筋とは別に「離れ組」というグループが存在するらしい。

メリケンに三年間挑み続けてもなお諦めない赤石…

で、赤石の彼女をNTRしちゃったメリケン組のリッチ(金持ち)がケニーたちに赤石を始末するよう命令してきた。この人、いわゆる「不良漫画によくいるめんどくさいセンパイ」らしいんですけど、ケニーは「あの人はどこか寂しそうだ…ママとしてほっとけない」と思うようになる(笑)。

 

ケニーってあれなんですよね。

ぐっさんの母親が勝手にアイドル事務所へ写真送っちゃうようなイケメンだし、料理は美味いし、でもケンカは弱い。そして母性まで持っちゃってる。

漫画のジャンルが違えば、「位置が右」というキャラクターなんだよなあ…

でもいずれこの学校のテッペン取るんだよなあ・・

そう思うと、めっちゃ新しい不良漫画だと思います。

 

今回もチャボの家が毎日そうめんだったり、ぐっさんの母親が親の介護で燃え尽きて閉じこもっていたり、不良の重い家庭環境が垣間見えます。ギャグだけど。

 

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