つばさとホタル 8 (りぼんマスコットコミックス)/集英社
¥454
Amazon.co.jp


「今私がここにいるのは
あの場から離れられるならどこでも良かったからいいんだけど・・・
・・・違うかな
私 鳥羽くんに甘えてる・・・?」


つばさとホタル8巻
春田なな・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)


★あらすじ★
園川つばさ、高校二年生。初めて好きになった人に「重い」と言われる程尽くしすぎる系女子。
しかし幼なじみの友梨に誘われてバスケ部のマネージャーになるとその性質が長所に!!
バスケ部男子たちと仲良くなり、言葉少ないけれど優しい飛鷹顕(アッキー)に惹かれる。

二年に上がったつばさ。鳥羽と同じクラス&隣の席になってビミョーな状態。
そして新しいマネージャーの相馬ひながアッキーのことを意識し始める・・・
どんどんアッキーと会話ができなくなっていく状態に追い込まれた上、「アキ先輩とつきあってる」とひなに言われ、ショックを受けるつばさだが・・・

キラキラ満載!尽くし系女子のがんばる青春ストーリー。


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春田ブランドの漫画でこんなに新刊が待ち遠しいのは初めてです。
主人公のつばさは「よい子」。アッキーも「子供っぽいけどまっすぐでよい子」。どちらも歪んだところがなく、安心して読めます。


前巻から立て続けの不運に見舞われているつばさです。アッキーとどんどん距離が離れ、逆に鳥羽がグイグイ迫ってくる。
つばさは「アッキーが好き!」なので、鳥羽にあれこれ手を回されて青い顔をするばかり。
ホントね、この漫画の問題は鳥羽なんですよね。鳥羽さえいなければさっさとくっついていたはずなのです。
イケメンだろうが、行動がスマートだろうが、「眼中にない異性」というのはモンスターと同じくらい恐ろしいものなんですよ。
だから、「逆ハーレムもの」なんて本当は迷惑だと思いますよ・・・


ところが一年生のひなが「アキ先輩とつきあっている」と言い出します。
まあどう見てもアレなんですけれど、つばさはストレートに受け取ってしまいアッキーと同じ場所にいるのがつらくなってしまいます。
そこに救い、いや邪悪な手を出してくるのが鳥羽です。おそろしい・・・
ただ、つばさは冒頭のモノローグ。彼女もただの「つくし系・受け身」ではなくなってきているようです。
春田ヒロインが「成長」しているのを見てちょっと驚いてもいますけど。

学校は体育祭へ。つばさは困っている運動部の子の代わりに幹部になってしまいます。
(この話、微妙にブラック部活だなと思いました。学校行事にかかわることで顧問が部員を叱るなんてやばくない?)
そして鳥羽もつられて幹部に。
アッキーと距離を置きたいつばさは後ろめたい思いもしつつ、応援のダンスに打ち込む始末です。
そして鳥羽が、ついに・・・

しかしこれ、逆に鳥羽がつばさにチャンスを与えたんじゃないのかなとも思ってしまいました。
そして、つばさも「なぜ自分がアッキーをあきらめられないのか」はっきりしてきます。

おそらく次の巻で最終ではないかと思われますが(予告からして)、
振り返ってみると・・・「あれ?この漫画もしかしてアッキーより鳥羽の方が出番多い?」とうすうす。
もしかしてこれアレ系の漫画だったか。
三角関係(のようなもの)少女漫画の場合、メイン男子Aより対抗男子Bのほうが読者人気高かったりすると最後AとくっつくけどBの出番がめっちゃ多くなり全体的にBとイチャイチャする漫画になるのですが・・・もしかして鳥羽、人気あるのかなあ。モンスターなのに・・・
一方、アッキーすごくいいやつ(その理由もはっきりしている)なんだけど、春田さんがアッキーの扱いに困っているんだろうと思っています。さりげなさすぎて動かない子ですから。


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