![]() | 天使とアクト!! 7 (少年サンデーコミックス) 463円 Amazon |
「自分を疑うなよ。
得意なモン見つかったら、それを
極めてきゃいーんだ。」
天使とアクト!!7巻
ひらかわあや・サンデーコミックス
(週刊少年サンデー掲載)
☆あらすじ☆
凰生為人(いくるみあくと)、政治家の父を持つセレブで優秀でイケメン。しかし声は天使のような女の子!!
そのせいか否か、人としてどうよな性格。
人気声優春坂なりとの出逢いによって、アクトは声優の魅力に気づき、自分の「力」にするため養成所へ入る。
七星プロのオーディションに落ちたアクトだったが、七星プロのマネージャー・伴田に気に入られフリーで仕事を探すことに。しかしやったのは同人ゲームの声入れだけ。半年で役がもらえなければアクトの声優の道は断たれてしまう・・・
どうなるアクト?!
なりとの出会いで世界が変わる?声のせいで「女」にされる?
「國崎出雲の事情」で新しい世界を切り開いちゃったひらかわあや先生の新作7巻発売!!
☆☆☆
「天使とアクト!」は「見た目が女の子」だった出雲に対し「声が女の子」というまたまたイカれたキャラクターが主人公です。
しかもアクトは生い立ちと声のコンプレックスで「人がゴミのようだ」とほざく性格だったりします。ホントに言います。
でも政治家の父にはひるんでしまう‥力が欲しいと思ったアクトは声優春坂なりと出会い、声で人を動かせると知ります。
アクトの現在の目的は、声優になって人気者になることでも夢を与えることでもありません。
力を手に入れて成り上がる、さらには父親と対峙することなのです。
実力はあるのに「個性が強すぎて他の声優に影響を与えてしまう」とマネージャー四乃宮が拒絶したことでナナプロのオーディションに落ちてしまったアクト。
伴田に拾われドサ廻りをしたものの同人ゲームの声を入れただけで三カ月が経ってしまいました。アニメの仕事は基本1クール、この時点で役がもらえなければ半年たったも同然です。
ところが、同人作家「りゅー」の大ファンで会場まで買いに来ていた人物(6巻に登場。ちょっとアクの強いモブだなと思ってました)…それが今回持ち上がったアニメ「ムサシノカラス」の原作者だったのです。
「発言権のある人物に取り入るなんて」と言い出す四乃宮に「俺を信じてくれたマネージャーのやり方を否定するな!」とアクトは叫びます。
アクトはムサシノカラスでついにレギュラー役をつかみます。落ち込んでいるのは四乃宮。なにしろこちらも「アクトが半年で役を取ったら辞める」と宣言していたのですから…そこで伴田はアクトの初仕事に四乃宮をつけるという荒技を。
ムサシノカラスではもちろんアクトが他の声優(なんと、大御所)とやはり一悶着あるわけで、四乃宮はアクトの傲慢な態度にイライラするのですが…
今回、四乃宮さんがかなりクローズアップされます。今までも説得力のある行動をしており「今までのサンデーに出てくるようなただ邪魔するだけの偉い人ではないな」とは思っていたのですが、なぜアクトの存在を疎んじていたか、伴田と声優の売り方でもめるのかが明かされます。
実のところドル箱・総生鳳也とアクトがベーコンレタスのごとく絡むことに関して、これは出雲と紗英の「それ」とは違うんだよなーと思っていたんですが、
伴田さんと四乃宮さんにはいろいろと感じるものがありました。おそらくは二人が同じ位置で正反対でほぼライバルとして戦ってきたという過去があるからだと思います。
さて、仕事も順調になってきたアクトですが、総生が旅行しようと言いだします。
するとそこには仕事をしているなりが!
そこでラブでコメな展開になりそうで…ならないんですよねえ。
というか、総生がこんなお膳立てをするとは思ってもみませんでした。
私はこれでいいと思いますが。

