キミとだけは恋に堕ちない 2 (りぼんマスコットコミックス)/集英社
¥454
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「笹本を好きなこと
今なら止められるんじゃない・・・?」


キミとだけは恋に堕ちない2巻
酒井まゆ・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)


☆あらすじ☆
頼もしいお兄ちゃんも、高校生になればうっとおしい小舅‥高校に上がったばかりの星崎すばるは兄二人(同じ高校)に監視され困り果てていた。
周りからは羨ましがられるが門限はあるし・・そんなすばるに「我慢してるねえ」と言い放つ吉田新。
すばるからみれば「異星人」なんだけど、振り回されるうちに気になってしょうがない。

突然女の子から「笹本」と呼ばれて動揺する新。
一体過去に何があったのか、知りたくなったすばるは…?

りぼんの看板として君臨し走り続ける酒井さんの新作登場。


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「タイトル詐欺じゃないかい」と一瞬思いました。
1巻の感想では「出てくるキャラがみんなしんどそうでこのまましんどさを続けてくのかな」と書きましたが、意外とあっさり、話が進んでいます。


今は人気者でチャラくて自由人な吉田新。しかし自分を顧みない、大切にできない面も持っています。
そんな新を「笹本」と呼ぶ女子・小橋璃奈が現れます。彼女は小学生の頃の同級生らしい。
すばるは彼女から話を聞くことに。すると小学生の頃の新はさわやかな人気者だったというのです。
そして現在の新を見てショックを受け、「元の笹本に戻したいから好きになりかけてるのやめて」と言い出します。

これ「シュガソル」で見た展開だな…とちょっと。
たしか麻琴が中学で告白された相手と再会し、彼は高校でケガをして部活が出来なくなってふてくされていて、自分を取り戻すために麻琴に近づくというエピソードがあったんですよ。
「昔の人格を取り戻す」ために、恋愛を利用する。

今回は恋愛の為に新の人格を取り戻すという感じ。

一旦は璃奈のお願いを受け入れますが、人格以前に新が誰かのものになるのが嫌だと気付いて阻止。
(ここからの璃奈の行動がちょいモブっぽかったのが気になります)

そして新はすばるに真相を話します。
新には恋愛に自由すぎる母親がおり、今まで7人の父親がいます。
「笹本」は前の名字です。そして母が結婚を決めてしまうとさっさと引っ越しするので、新のやってきたことがいちいちリセットされてしまう。
それじゃあ、何をやっても無駄だと思ってしまうし、自暴自棄な感じも納得です。

すばるは「じゃあ、これから名前で呼ぶ」と宣言します。
これが新にはかなりの決め手になったらしく、「とあるきっかけ」を経て二人は付き合うことになります。

さて「キミとだけは恋に堕ちない」というタイトルなのに「もう堕ちてるじゃないか」と作者も突っ込んでるこの展開。
しかしすばると新の付き合い方は、きっかけやらなんやらを総合して考えると「お子ちゃまの恋愛」なんですね(璃奈のモブ行動もここに関わってくる)。とったとられた、自分のものでないと気が済まないくらいのもの。

今回はあの変態兄貴・航があまり絡んでいませんが、「ここから」が本題なのかもしれません。
「キミ」が誰を指すのかも違ってくるかもしれません。

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