雛鳥のワルツ 5 (マーガレットコミックス)/集英社
¥432
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「それだと俺
好きだけど好きになれないって聞こえるわ」


雛鳥のワルツ5巻
里中実華・マーガレットコミックス
(マーガレット掲載)


☆あらすじ☆
女子生徒全部で4人?!
親から共学へ行けと言われた女子校育ちの百瀬ひな子は青ざめる。男子が苦手だからだ。
幼稚園から一緒の華はいるけれど、男子にジロジロ見られたり緊張の日々。
でも委員長の椎名駿や隣の席の和久井瑞希と接するうち、「男子はそれほどこわくないかも…」と思うようになってきた。

和久井と事故キスしてしまい、それ以来顔を合わせづらいひな子。
和久井のお陰で男子は怖くなくなったけど、気持ちは椎名に向き続けている。
文化祭が始まりさらに気持ちが溢れそうになるのだが、とある事実が発覚する…!


元男子校に放り込まれたよちよち女子のトライアングルスクールライフ!!


☆☆☆

面白いし人気もあるのだけれどその「理由」が具体的にわからない、不思議な魅力の漫画です。
無印マーガレットに掲載されているけど少々作風が違う、読みやすい、いろいろあるかな‥


さて、5巻。「そうか、その方向で考えてなかった」と驚きました。

文化祭が始まりコスプレ喫茶をやることになったひな子たち。
ひな子はもう気持ちが椎名一本、椎名もひな子で「女嫌い」が氷解しつつあるし、和久井はひな子一筋。
ところがひな子の額に大きな傷があると発覚します。

ひな子の男性恐怖症はこれが原因。小さい時ジャングルジムで男の子たちにからかわれ、ケガをしたということ…
椎名の態度が変わります。

「なるほど」とは思ったんですが、これ肝心の「椎名側の記憶」が現れてないんですよね。
なにか食い違いがあるか、本当に違うか…
本当にそうだったとしてかなり小さい時のことですからね。その頃の椎名は普通のうんこうんこ男子だったんでしょうし。私は本当だった方向で乗り越えてほしい・・・

と、思ったんですけど和久井派なんでここから当分は和久井にいい想いをさせてほしいかなと思いました。
頑張れば、どうにかなるか…なあ…?
和久井、本当に頑張ってるんだけどなあ…


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