さて魔法つかいプリキュア!始まりましたけどGOプリの感想続きです。
5人の女の子がそれぞれの夢を目指して突き進むGOプリ。それぞれにキャラクターがよくできていてそれだけでも「ブラボー!ハラショー!」と拍手喝采したいアニメです。
オリジナルアニメが作りづらい現在ニチアサ枠は非常に貴重ですし、1クールで終わってしまう深夜枠ではここまでキャラを作れない。
幼女アニメだからできて、幼女アニメのよさを取り入れつつ「主題」がブレないためそこいらの少女漫画のご都合主義すら乗り越えてしまう。
特に演劇回はすごかった。演劇部の健太くんが怪我をしたため、台詞を覚えているカナタ様に白羽の矢が。
普通ならはるかと共演し、絵面を華やかにしたいじゃないですか。でもはるかは「それ違うと思う」と言い切る。ずっと練習してきた健太くんを続投させる。
ホントね、美形が努力してる子を駆逐してしまう少女漫画ばっか見てたからあれは驚いた。幼女にもわかるプリキュアが一番まっとうなことを言っていたのです。
というわけでカナタ様について。
絵にかいたような王子様で、しかもちゃんと戦えてわりと強い。性格もよくて完璧です。
前作ハピプリの評価をダダ下げした某青い神様とは真逆の存在(ハピプリはあいつさえいなければ、的な部分が大きい‥)。
ところが、カナタ様に思いもよらないアクシデントが。トワを助けた代わりに行方不明になり、見つけた時には記憶喪失。
「王子様」であること、その誇りや気高さを失っているカナタ様。このときのカナタ様はただの「赤城カナタ」で、普通の優しい男の子なんですよね。
ですから、プリキュアとして戦い続けるはるかを見ていて辛くなり「もう戦わなくていい!」と言ってしまいはるかの心を折ってしまう。あの時のはるかの絶望は凄まじくこちらは息を呑んだ。
誰も、カナタ様を某神のように「ゆるさん」とは思いません。目的を忘れてしまっていれば、戦うはるかを止めてしまう。当たり前だと受け止められた。
完璧であっても間違いは起こる。それを体現したのがカナタです。はるかはカナタによって夢を目指してきましたが、一人立ちしなければならない事態になるんですよね。
プリンセスは王子様を待っているだけではいけない。自分で戦わなければいけない。
このあたりはセラムンからの命題なのですが、セラムンはまだはっきりと説明をしていなかった。GOプリは全部やりきった感じですね。
では「男性キャラ」ということで敵の方へ。
まずシャットさん。声が日野さんでヒャッハー(´し_`)bだったわけですが、その割にダメな敵キャラのイメージが強い。たとえばバトルがメインでない回にあっさりやられるのが彼の役回り。ギャグ回も彼の担当。
この人「完全なる悪」ではないんですよね。単なるディスピアの幹部でしかない。だから終盤ディスピアに見捨てられると、自分の存在を振り返る。そして、プリキュアたちの味方になってくれた。
するとプリキュアを見慣れている勢は「やられる!」と危惧したんですけれど‥ノーブル学園の庭師になるようでよかったですよね。
トワイライトをこよなく愛していましたがそこはどうなのだろう。
次にロック。クローズがいなくなりトワイライトも消え、そこからディスピアへの裏切りを開始します。が、正体はフードつきの上着。妖精のクロロにとりついて悪事をやらかしてました。
クロロはトワと同じように「過去のあやまち」にさいなまれいろいろ苦しんでいましたが目的を見つけられました。トワよりきつかったんじゃないかなと。
一方上着の方は最後に復活しますが結局シャットと同じで「ただの幹部」だったんですよね。
シャットとロックは悪役ですが、ただ仕事をこなすキャラでしかない。それぞれに「本当の目的」を探していました。
一方、クローズ。
最初から登場してる幹部は「弱い」イメージもあり、一旦倒されるまではおちゃらけ要員でした。
ところがディスピアにより復活した後は全く違うキャラ。クラスメイトに化けてはるかの心を折るし、ディスピアなき後は「絶望」の化身として跡を継ぐ。
「いなかった」時、彼に何があったのでしょうか。
ディスピアは結局「絶望の概念」でしたが、後半のクローズは「具体的な絶望」そのものでした。
ラスボスとしてはるかと戦いますが、「またな」と言い残し去っていきます。「また会おう」ではありません。希望と絶望は隣り合わせ。その身近さがクローズの恐ろしさだったのでしょう。
ストップとフリーズは結局なんだったんだろな?と思うんですがディスピアの一部分だったのかな。そしてクローズの跡を継ぐのかもしれない。
で、GOプリは希望と絶望の物語です。希望の隣には絶望があって、努力している間に絶望が顔を出してくる。
ノーブル学園の生徒を中心に夢を閉ざしてゼツボーグを誕生させ世界を終わらせるのがディスダークの目的。
しかし絶望というのはそう悪いもんでもない。ゆいちゃんは何回もやられたため抜け方を理解。希望を呼び起こせば抜けられると伝え学園内の人を救います。
またプリキュアたちはやってくる「絶望」を足場にしてさらなる希望をつかみとります。
絶望なくして希望はない。だから完璧なカナタでも絶望をはるかに与えてしまうし、クローズは消えずに去っていった。
ホントによくできた作品だと思います。私としては「えりか最高」なハトプリとスタッフが切磋琢磨しあって楽しさに特化したスマプリ、そして完成し尽くされたGOプリを3大プリキュアに挙げようと思います。
まほプリはどうでしょうね。絵がめっちゃきれいだし一回目完璧。
私を絶望の荒野に追いやった5年前みたいなことはなかったので期待しています!
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5人の女の子がそれぞれの夢を目指して突き進むGOプリ。それぞれにキャラクターがよくできていてそれだけでも「ブラボー!ハラショー!」と拍手喝采したいアニメです。
オリジナルアニメが作りづらい現在ニチアサ枠は非常に貴重ですし、1クールで終わってしまう深夜枠ではここまでキャラを作れない。
幼女アニメだからできて、幼女アニメのよさを取り入れつつ「主題」がブレないためそこいらの少女漫画のご都合主義すら乗り越えてしまう。
特に演劇回はすごかった。演劇部の健太くんが怪我をしたため、台詞を覚えているカナタ様に白羽の矢が。
普通ならはるかと共演し、絵面を華やかにしたいじゃないですか。でもはるかは「それ違うと思う」と言い切る。ずっと練習してきた健太くんを続投させる。
ホントね、美形が努力してる子を駆逐してしまう少女漫画ばっか見てたからあれは驚いた。幼女にもわかるプリキュアが一番まっとうなことを言っていたのです。
というわけでカナタ様について。
絵にかいたような王子様で、しかもちゃんと戦えてわりと強い。性格もよくて完璧です。
前作ハピプリの評価をダダ下げした某青い神様とは真逆の存在(ハピプリはあいつさえいなければ、的な部分が大きい‥)。
ところが、カナタ様に思いもよらないアクシデントが。トワを助けた代わりに行方不明になり、見つけた時には記憶喪失。
「王子様」であること、その誇りや気高さを失っているカナタ様。このときのカナタ様はただの「赤城カナタ」で、普通の優しい男の子なんですよね。
ですから、プリキュアとして戦い続けるはるかを見ていて辛くなり「もう戦わなくていい!」と言ってしまいはるかの心を折ってしまう。あの時のはるかの絶望は凄まじくこちらは息を呑んだ。
誰も、カナタ様を某神のように「ゆるさん」とは思いません。目的を忘れてしまっていれば、戦うはるかを止めてしまう。当たり前だと受け止められた。
完璧であっても間違いは起こる。それを体現したのがカナタです。はるかはカナタによって夢を目指してきましたが、一人立ちしなければならない事態になるんですよね。
プリンセスは王子様を待っているだけではいけない。自分で戦わなければいけない。
このあたりはセラムンからの命題なのですが、セラムンはまだはっきりと説明をしていなかった。GOプリは全部やりきった感じですね。
では「男性キャラ」ということで敵の方へ。
まずシャットさん。声が日野さんでヒャッハー(´し_`)bだったわけですが、その割にダメな敵キャラのイメージが強い。たとえばバトルがメインでない回にあっさりやられるのが彼の役回り。ギャグ回も彼の担当。
この人「完全なる悪」ではないんですよね。単なるディスピアの幹部でしかない。だから終盤ディスピアに見捨てられると、自分の存在を振り返る。そして、プリキュアたちの味方になってくれた。
するとプリキュアを見慣れている勢は「やられる!」と危惧したんですけれど‥ノーブル学園の庭師になるようでよかったですよね。
トワイライトをこよなく愛していましたがそこはどうなのだろう。
次にロック。クローズがいなくなりトワイライトも消え、そこからディスピアへの裏切りを開始します。が、正体はフードつきの上着。妖精のクロロにとりついて悪事をやらかしてました。
クロロはトワと同じように「過去のあやまち」にさいなまれいろいろ苦しんでいましたが目的を見つけられました。トワよりきつかったんじゃないかなと。
一方上着の方は最後に復活しますが結局シャットと同じで「ただの幹部」だったんですよね。
シャットとロックは悪役ですが、ただ仕事をこなすキャラでしかない。それぞれに「本当の目的」を探していました。
一方、クローズ。
最初から登場してる幹部は「弱い」イメージもあり、一旦倒されるまではおちゃらけ要員でした。
ところがディスピアにより復活した後は全く違うキャラ。クラスメイトに化けてはるかの心を折るし、ディスピアなき後は「絶望」の化身として跡を継ぐ。
「いなかった」時、彼に何があったのでしょうか。
ディスピアは結局「絶望の概念」でしたが、後半のクローズは「具体的な絶望」そのものでした。
ラスボスとしてはるかと戦いますが、「またな」と言い残し去っていきます。「また会おう」ではありません。希望と絶望は隣り合わせ。その身近さがクローズの恐ろしさだったのでしょう。
ストップとフリーズは結局なんだったんだろな?と思うんですがディスピアの一部分だったのかな。そしてクローズの跡を継ぐのかもしれない。
で、GOプリは希望と絶望の物語です。希望の隣には絶望があって、努力している間に絶望が顔を出してくる。
ノーブル学園の生徒を中心に夢を閉ざしてゼツボーグを誕生させ世界を終わらせるのがディスダークの目的。
しかし絶望というのはそう悪いもんでもない。ゆいちゃんは何回もやられたため抜け方を理解。希望を呼び起こせば抜けられると伝え学園内の人を救います。
またプリキュアたちはやってくる「絶望」を足場にしてさらなる希望をつかみとります。
絶望なくして希望はない。だから完璧なカナタでも絶望をはるかに与えてしまうし、クローズは消えずに去っていった。
ホントによくできた作品だと思います。私としては「えりか最高」なハトプリとスタッフが切磋琢磨しあって楽しさに特化したスマプリ、そして完成し尽くされたGOプリを3大プリキュアに挙げようと思います。
まほプリはどうでしょうね。絵がめっちゃきれいだし一回目完璧。
私を絶望の荒野に追いやった5年前みたいなことはなかったので期待しています!
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