- なないろ革命 3 (りぼんマスコットコミックス)/集英社
- ¥454
- Amazon.co.jp
「どーせ続かないでしょ
他のグループなんていけないし
教室でぼっちとか 地獄じゃん」
なないろ革命3巻
柚原瑞香・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)
★あらすじ★
栗山奈菜中学一年生。小嶋ゆゆとは小学校からの大親友だったが、ゆゆは奈菜に髪型や持ち物の「お揃い」を押し付ける。
このままでは自分がいなくなると思いゆゆから離れようとするも、ゆゆはいろんな手を使って奈菜をとりこもうとする。
そんな折、違うクラスの紺野ひまりと出会った奈菜は‥?!
☆☆☆
なないろ革命が好きな人はまずブラウザバック推奨。そういう立場の記事です。
私は解決を示さないいじめ漫画や束縛系(最近はクレイジーサイコレ●とかいうらしい)の友達と仲良くする漫画を、TL程度の漫画よりも有害だと思っています。読者へ変な人間関係を伝え、影響されやすい子には友達に対して萎縮させる可能性があるからです。
読むな、とは言いませんがこの「なないろ革命」については他の漫画や小説を合わせて読んだり、他人(大人が望ましい)と「こういうハブりはあるのか、許されるのか」と意見を共有する必要はあると思います。
他のいじめ漫画も解決を示さずいじめのやり方ばかりバリエーション豊富になるだけですが、画面が暗かったりおどろおどろしい描写をして「恐ろしいんだ」と伝えています。
ところがこの漫画は少女漫画としては比較的流行っている絵柄でかわいらしいんです。タチが悪い。
私も何故読んでしまうのか。続きが純粋に気になるからでしょうね。いじめ漫画が増えるのは人気があるからですし。
なんかアニメ化?らしいですけど平日の朝にこんなの流して子供を落ち込ませるのか‥
ゆゆに疲れ、彼女に振り回されるクラスに疲れ、できるだけ離れようとする奈菜。そこで違うクラスのひまりと出会います。
ひまりは奈菜と気が合い、他人に気持ちを押し付けない。うわさは人づてに聞かない。いい子です。ただ彼女もクラスでは浮いている。奈菜はひまりと友達になります。
ゆゆがそれを許すはずがなく、今度はひまりに接近し、仲間に入れようとします。ひまりを取り込めば奈菜も戻ってくるという考え方なのでしょう。奈菜はゆゆの手の早さに焦りますが、ようやくひまりに今までの事を話します。
ところがひまりはそこで「二人を仲直りさせたい」という結論になるのです。
「陣取り合戦かよ」と思いましたね。今までもゆゆは近づいた人間をこうして引き入れていたんだろうと思います(小学生の奈菜は気づいてないと思われる)。
2巻でもクラスの女子を味方につけてしまったし、この「振り回し方」は尋常じゃない。
何故周りがゆゆのいうことを聞いてしまうのか?ゆゆが「かわいい」とか「対人スキルが高すぎる」からだけではないと思います。
多分本気で「私は正しい」と思い込み、そこに疑いの心もなく純粋な目で周りに語るからでしょう。
- 3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)/白泉社
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同じ日に発売された「3月のライオン」にも同じ人種が出てますよね。川本3姉妹の父で最低の男。彼はひなたたちのように純粋な目をしながら、最低の事をべらべらまくしたてます。
あれは「思い込む」ことをしないと出来ない芸当です。彼の場合は自分をそういう方向へ追い込んだ感じですが。自分の記憶まで変えられる。
ゆゆも奈菜といるうちに「奈菜といる自分が一番幸せ」と思い込んだかもしれません。
ストーカーの要素を持った上に振り回す人間‥果たして作者がそこまで考えてゆゆを描いているのか、はたまた単なる思い付きか、もしくは「実はあのきれいなお母さんから虐待されている、または中身がそっくり」とかして「りぼん恒例!トラウマ大会」に持っていくのか。
ところで、ひまりがゆゆと奈菜の話を聞いて結論出したのは、いろいろ考えた末であり単にゆゆに取り込まれたのではないと思います。
この子もいろんな要素を抱えています。ぼっちなことで自信がないかもしれない。奈菜とゆゆの「絆」‥みたいなものに嫉妬したかもしれない。
ぼっち、嫌な言葉ですね。
ぶっちゃけ、ぼっちだとクラスが地獄とか、「みんななかよし」とか‥学校がなければ発生しない概念です。
最近「幼稚園や保育園の騒音」が問題になってますよね。
「園」という枠があってそこに子供を集めればうるさいのは当たり前です。
ということは多いのが問題であり、少ない人数で預かることはできないのか?と思うんですよ。保育ママとかあるわけですけど。
これはその後の教育機関でもきっと同じ。
学校というのは子供を集めて「効率よく」「集団で」教育させる施設であり、実は「効率」以外のメリットはないと思います。
一定数集めないと学校にならないから無理矢理な統廃合が起こったりスクールバスでえんえん通う子供がいる。
「違うよ、友達が出来るから行くんだよ」「人間としての情緒が育たない」そんなあやふやなもので学校を美化しないでほしい。
逆にその「人間関係」で困ってしまうのに。
学校に代わる地域的な教育施設があればいい話なのです。
教える人と教わる人が固定していなくていい。いろんな年齢の人が勉強すればいい。大きな校舎なんかいらなくなる。
同年代の子供を40人も集めてハコに入れる、そのシステムにまず無理がある。極論から言わせてもらうと人口密度の少ない緒外国では通信教育が成り立っており、登校する必要はないのです。
まあそうなっちゃうと学園もの漫画なんか消えちゃうんですけど、いじめ漫画を読んでるとつくづく学校ってなんだ?と思っちゃうんですよね。
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