菜の花の彼─ナノカノカレ─ 6 (マーガレットコミックス)/集英社
¥432
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「こんな自分はいやだ
俺の知らない綾瀬さんじゃなくて
俺が知ってる綾瀬さんだけを
信じられる自分になりたい」


菜の花の彼6巻
桃森ミヨシ×鉄骨サロ・マーガレットコミックス
(マーガレット掲載)


★あらすじ★
綾瀬菜乃花、高校一年生。中学生の桐山隼太くんと付き合っていますが、元彼の鷹人が自分の気持ちに素直になり、今までの償いをしようと近づいてきています。
花火大会で菜乃花が襲われ、鷹人が助けた。それを見てキスした事実まで知ってしまった隼太は自分の中に沸き起こる「黒いもの」に悩まされ、バレー部でもスランプに。
その顛末をようやく知った菜乃花は必死で隼太を探すが‥

「ハツカレ」「悪魔とラブソング」で大人気を博した桃森ミヨシ、原作者との最強タッグで連載開始!


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恋愛はきれいじゃない、ときめきはあるけれど「恐怖」や「トラウマ」と隣り合わせ。
成長して物理的な力関係が明白になった男子と女子。「王子様」になろうとしてもなれない男子と「お姫様」ではいられない女子が必死で考えている。
菜の花の彼はそんじょそこらの恋愛漫画と違います。
汚いものをごまかさない。


ガチ感想なので読んでない人はブラウザバック推奨です。




























花火大会から隼太はずっと菜乃花を避けていました。鷹人への嫉妬でモヤモヤしたり、もし菜乃花に会ったら思ってもないことを言い出しそうだったから。

菜乃花は花火大会の真相を鷹人から伝えられ、隼太を探しようやく出会うのですが‥隼太を深く傷つけたことを受け止め別れを切り出します。

そこで、さよならのキス。


このキスは何故したのかわからない。でも、好きだからしたキスで、後悔はしていない。押し付けだったけれど‥

ですが鷹人が菜乃花に会いに来て、「中学の頃」のことを清算しようとします。

冷たかったり荒っぽい態度を取ってきたけれど、あの時は幼くてそんなことしかできなかったんだと。
だからあの時、ちゃんと「好き」だったんだと。

鷹人としては自分が菜乃花を傷つけるだけの存在だと自覚し謝りたかっただけなのですが‥


菜乃花としてはもう大ダメージ。
中学の頃半ば無理矢理付き合うことになり、優しくもされないし一方的にフラれたと思っていてそれが男子に対するトラウマだった。
さらに再会したカラオケ屋で強引にキスをされた。
でも「嫌がらせのようなもの」だと思っていた。
それが本気だと今更言われても。あのキスが本気だと言われても。

自分と鷹人は違うんだと思っていたのに、結局同じだった。
また菜乃花は鷹人にされたことを隼太にしてしまったのです。



‥隼太も大概ですが菜乃花も潔癖ですよね。鷹人は本能の赴くまま動いてますが。

どう考えても鷹人のキスと菜乃花のキスは違うんですけど、自分をいろいろと「罰したい」菜乃花は自分を厳しく精査してしまう。
彼女のこの性格はどこから来たものなんだろうと考えますし、これが「汚れて構わない」となったら彼女の場合どんどん突っ走っちゃいそうな気もする。

あと、鷹人はこの状況を使って菜乃花をどうにかしようと思っているみたいですが‥今の菜乃花を手に入れたとこで満足できますか?といったとこ。

私は隼太派ですし、菜乃花の中には隼太くんしかいないとも思ってますんで‥二人は自分のちょっとしたキタナさに向き合えば話は早いんじゃないかなと。
鷹人に再会しなかったら二人はお花ふわふわでいられたんですけどね‥「鷹人の魂の救済」に振り回されている感はずっとつきまとっております。


そして次の巻で「第一部クライマックス」‥。
第一部で大団円を見せたとしてもその先に波乱があるってことかな‥なら第一部はバッドエンドな方がいいなあ‥

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