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「ブサイクでも恋がしたい!!
自分に自信が欲しい!!
女として見られたい!!
好きな人に好きになってほしい!!
こんな自分を卒業したい!!!!」
圏外プリンセス1~3巻
あいだ夏波・マーガレットコミックス
(マーガレット掲載)
☆あらすじ☆
目黒美人(みと)、中学3年生。だが彼女はこの名前に激しいコンプレックスを持っていた。
太ってないけど二重あご、赤ら顔、どうやっても左にはねる髪の毛‥いわゆる「ブサイク」だからである。
さらに好きな人をばらされ本人にけなされた恋愛のトラウマもあり自分を否定してばかりの毎日だった。
再びその過去をいじられた時、クラスメイトの国松くんが助けてくれて‥?!
女子の本音をこれでもかと掘り下げた「スイッチガール」あいだ夏波の最新作!!
☆☆☆
お気に入りのブログ「アロマと漫画」 で紹介されていて、一巻読んだら止まらなくなってすぐ揃えました。
女子がよそんちの風呂に入る時の「儀式」など、すさまじいけど「わかる」、そんな感覚をスイッチガールで描いてきたあいだ先生。いや実は途中でなんとなく買うのやめてしまって(すごく貧乏な時期に)‥終わったのは知ってたんですが次もまた濃い漫画を描いています。
面白いです。ブスな主人公の作品は増えてきましたけど、それだけじゃない。
生まれつき骨太だったり、顔が大きかったり、頑張ってもかわいくなれない主人公の美人。クラスのカーストも下の方だし好きだった男子にはいじめられる。
自分はお姫さまにはなれない、そう思いながら中学卒業まで静かにやり過ごそうとしてた。
好きだった男子とうっかり顔をあわせてしまいいじめられる美人。同級生の国松くんは美人を助けてくれます。
美人はそれから国松くんが気になってしまい、でも好きだと言ったらまたバカにされるかもと悩み苦しみます。
作者は美人を自分の分身だとあとがきに書いてます。
私もかなり刺さりました。努力してもどうにもならないし、その努力のしかたがわからなかったし、美人の学校での立ち位置も分かります。カースト上位女子に使われたり。
しかしこの漫画は「共感」だけじゃない。リアリティと少女漫画らしいトキメキのバランスがいいです。リアルだけだと辛くて読めないっすよ(私がイマイチこの漫画を買えなかったのはそこ)‥。
美人が内外で頑張ろうとする姿、気配りできる子であり観察力と考察力が優れているため読みごたえもある。そして‥
国松くんのキャラにつきますね。
目立つタイプではないけれど悪いことは悪いと言える男の子。
一見ストイックなのですがちょっとボンヤリしていてあちこちで「天然」を振りまいてしまう。
「すごく中学生らしい子だな」と思います。まあ‥なんつーか‥大人になってから「あの時どうだった」ときいてもイマイチ覚えてないっぽい感じではあるけど‥それがいい。
彼の一挙一動を見るのもこの漫画の楽しみだと思います。
またスイッチガールのような女子の本音丸出しな番外編もあります。ファッション雑誌がいかにあやふやでためにならないか‥それがSeventeenで連載されていたようです。
元々かわいい子が着飾ってかわいいのは当たり前ですからねー。
最後に。
私も骨が太いし美人と複数のパーツが同じ中学生でした。が、大人になると結構どうにかなります。
しかし人生で一番記憶に残るのは二十歳まで。
若い子はコンプレックスを抱えている場合じゃないです。せっかくの人生ですから、楽しく生きていきましょう。
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