- 4月の君、スピカ。(1) [ 杉山美和子 ]
- ¥463
- 楽天
「さっき見た星
春の星でスピカが
オレ 一番好き」
4月の君、スピカ1巻
杉山美和子・ShoーComiフラワーコミックス
(ShoーComi掲載)
☆あらすじ☆
早乙女星(せい)、タイミングが悪くて「ここぞという時」ついてない女の子。
高校受験に失敗し、二次募集もうまくいかなかったが定員割れの学校に入ることになった。
ついてる!と思ったがなんとバリバリの進学校。勉強や周りについていけず途方に暮れる星。
ところがこの学校の屋上にはとても素敵な場所があった‥
ちゃお出身で少コミの看板にのぼりつめた杉山先生の新作!!
正統派青春グラフィティ。
☆☆☆
杉山美和子先生はちゃおでデビューした時から大好きで、その後ちゅちゅから少コミに移籍してもずっとコミックスを買ってます。
なんつーのか、絵柄が私好みというかとっつきやすいというか。
あとデビューあたりの作品を読むとびっくりすると思いますよ、ものすごく努力されてる人なんです。
杉山先生の少コミでのポジションは今まで「ラブラブ枠」でした。結構過激なラブシーンが多く、感想しづらいなと思っていたんです。それでも「花とけだもの」は一旦別れてからのヒョウくんがめきめきかっこよくなっていってほほうと思いましたし、
前作「truelove」は幸せな終わり方をしましたが、
「本当に好きな人と結ばれるのはまれで、ほとんどの人は合わない靴を慣らすように少しずつ自分をあてはめていくんだ」
という主人公のモノローグがずしりと来まして、もしかするとこれが一番伝えたかったことだったのではないか、と感じたりもしてます。
私がちゃおを愛し続けているのはこういう部分もあります。
七島先生もそうですが、ちゃおデビューの方はただ者ではないのです。
さて、ついにピュアまっしぐらなお話が描けるようになったみたいです。天文部を舞台に普通の男の子と女の子が青春する話。
そして、三角関係モノ。
最近の受験事情は知りませんから、志望したトコよりレベルの高い学校へ二次で行けるのかわからないですが‥天文部がある学校は限られていますしそういう学校だと説得力あるかもなと思います。
学校で浮きまくっている星が出会うのはイケメン男子二人。
最悪の出会い方をした泰陽と、最高の出会い方をした深月。
泰陽は見た目やんちゃで星とぶつかりますが実は成績優秀。
深月は物静かで何考えてるかわからない人ですが夜空が好きでそっと優しい。
私は口の重い深月がいいなと思うし表紙は深月なんですけど、星と先に出会ったのは泰陽なんですよね。
恋愛モノのお約束、初めに会った男子エンド。これを破ってる漫画は数点しかありません。
しかし今のとこどちらと結ばれるのかわからないですし、これは読者人気次第で変わってくる系の話かなと思います。
あと気になるのが購買部のおじさん。いや、お兄さんかな?
星にズバッとフォローを入れてるレイバンな謎の人ですね。
多分名前は‥ではないかと思っているのですが。
この人がキャンディキャンディでいうとこのアルバートさんポジだったらスゲーんだけどなー!!(ないない)
‥さて、漫画の冒頭が「あのシーン」だったため安心感はあるのですが、身の丈に合わない環境へ放り込まれた星はどんな学校生活を送っていくのでしょうか。
自分を合わせるのでしょうか。
自分で切り開くのでしょうか。
恋愛と同時に、そこも気になる作品です。
にほんブログ村
