ゆうべはお楽しみでしたね(1) (ヤングガンガンコミックス)/スクウェア・エニックス
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「…まあ予定通りでも予定が違っても
どっちも楽しい事に変わりはないんだよね」


ゆうべはお楽しみでしたね1巻
金田一蓮十郎・ヤングガンガンコミックス
(ヤングガンガン掲載)


☆あらすじ☆
パウダー、通称パウ。種族プクリポ♀。もちろんそれはゲームの中の設定。ドラクエのオンラインゲームで「ネカマ」をしているさつきたくみのキャラクターである。
いいチーム仲間に恵まれたパウは楽しくドラクエをやっていたし「ネカマ」もカミングアウトしていた。そんな時仲間の「ゴロー(オーガ・♂)」が引っ越しを考えていたためルームシェアを提案。
ゴローの信頼できる人となりから同居を楽しみにしていたパウだったが、待ち合わせに現れたのはなんと、盛り髪つけまカラコンのギャルだった!!

ドラクエから始まる・・恋、になるのか?「ライアー×ライアー」「ラララ」の金田一蓮十郎が贈る大人のような大人げないようなラブコメディ?!


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リストラされたニートが女医に拾われる主夫コメディーの「ラララ」と同時発売です。25日をとても楽しみにしていました!


さて、ひっじょーにスクエニらしい漫画が出てきたなあと思いました。まあ、あの「事件」がまだ全然解決されていないのにと思ったりもするんですが、一方で金田一先生はドラクエ4コマを描いていたわけでして、こんなにピッタリな漫画はないなと思います。

(つくづくと、ドラクエ4コマは多数の作家を生み出したよなあと思うわけですよ)

私もドラクエは大好きでしたし4コマは投稿してましたし何回か掲載されて賞金に小躍りしたものです。


だがしかし、ドラクエはハードが変わるにつれて私から遠いものになってしまいました。そしてオンライン。私ぐらいのおっさんおばさんになると「ドラクエは一人でやるもんだろ!」って叫んじゃうわけなんですけれど、主人公のパウもそう思いながら始め、ドはまりしてしまいます。


ドラクエに限らずオンラインのゲームは怖いです。ちょっとだけやってみても「すげーいい人」に出会ってしまって抜けられなくなっちゃうんですよ。アイテムやお金をくれたり、案内してくれたり。

だから私は、やれません。


パウはもともとが「非リア充」だからなのか、チームが本当にいい人ばかりだからなのかドラクエを通じてネットの中で仲間と楽しくやり取りしていきます。ネカマもカミングアウト。プライベートなことまで話せるようになっていき、仲間の「ゴロー」が部屋を探していると聞いてルームシェアを提案。

ところがそのゴローも性別を偽っているいわゆる「ネナベ」。しかもバリバリのギャルだったのです。

彼女は「ネカマ」の意味を知らずにパウの事を勘違い。まあ、パウもゴローを男だと思い込んでいたのがまずかったわけですが…(でもギャルな感じの子がゴリゴリのマッチョキャラ使うのはとてもわかる気がする)


パウはギャルが苦手だし、男女で同居するのは意味合いが全然違いますからゴローに同居を諦めるよう勧めるのですがゴローは「決めてしまったことだから」とそのまんま。

でもゴロー、すっぴんだとパウのどストライクなんですよね~(笑)。



金田一先生の漫画はいろんな人間が交差していくうちに常識を超える関係が作られていったり、ヒミツができたり、その摩擦でキリキリハラハラしながら楽しむ感じですよね。

今回は主人公たちが性別逆だった、しかも思っていたキャラクターと現実が違ったという設定から始まっているので、「これはどんどん仲間がリアルに出てきてみんなアクが強くておかしな人間関係になってくんだろうなあ」と思っていたんですけれど、ちょっと毛色が違うようなんです。

あくまでもパウとゴローが大人として仕事と生活をしながらドラクエを楽しむ…それがメインみたいなんですよね。
二人はいわゆる「ネット廃人」になることなくバランスよくゲームと付き合っています。がっつくことがないから仲間とモメない。
コスプレして遊んだり仲間とチームでコロシアムに出たり、金田一先生の漫画にしては読んでいくうちに…あんまり使いたくない言葉なんだけど「ほっこり」していくんですよ。特に「ナステロ」がとてもよかった。

やはりドラクエオンラインへの「導入」みたいな漫画なのかな?と思ったり、でも1巻の最後でちょっと話が動きそうな予感がしたり。どっちへ行くんだろう。

どちらにしろ金田一先生の漫画って何でも面白い。もしかすると今の時点で私の「一番好きな漫画家さん」なのかもしれないです。
今のドラクエやってなくても楽しめる漫画です。それも素晴らしいですよ。

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