- 山田くんと7人の魔女(16) (講談社コミックス)/講談社
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「続けるべきよ
それでもあなたは魔女探しを続けるの
私たちと一緒にね‥!!
だってこれは
あなたにしかできないことなんだから‥!」
山田くんと7人の魔女16巻
吉河美希・KCマガジン
(週刊少年マガジン掲載)
★あらすじ★
山田竜は朱雀高校の「魔女」の謎に挑み、儀式によって7人の魔女の能力を消すことに成功した。
そして白石うららとついに両想い。しかし能力は誰かに渡ってしまい、宮村率いる新生徒会は魔女探しを始める。
魔女は「7人」以外にもまだいた?!困惑する山田たち。
さらに雅が「感情をさらけ出してサークルクラッシャーになる(笑)」能力にかかり、それが他の生徒にも及んでいるとわかる。
そしてその能力は山田とうららの関係を‥?!
かつてこれほどキスする漫画があったか?!
キスをめぐる学園コメディ!
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男女関係なくキスの連続、そのおかげで爆発的ヒット。
ついに、念願の「TVアニメ」が始まります。ありがたい、長年の悲願でした。
゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆
朱雀高校には魔女が存在し、能力は代々受け継がれています。魔女はキスすることで力を使えます。
そして山田がキスするとその力をコピーし、さらにキスすることで他人にも能力をうつすことができます。
白石うらら、小田切寧々、大塚茗子、猿島マリア、滝川ノア、飛鳥美琴、西園寺リカ。
7人の魔女たちは寂しさや辛さを内に秘めており、それが「能力」につながっていました。山田は彼女たちを救う一心で儀式を行い、魔力を消去したのです。が、その能力じたいは消えることがなく、誰かに受け継がれてしまったようです。
生徒会が見つけた魔女は紺野つばさ、萌黄ことり、筑紫愛子、そしてナンシー(本名不明)。
ただし彼女たちは「昔からいた魔女」であり、「7人の魔女」はまだ他にいるらしいことが分かります。
生徒会の黒崎に能力が現れたり、「新たな7人目」詫摩類が山田にあれこれ取引を求めてきます。
しかし今回一番衝撃だったのはやはり、うららからの「提案」でしょうか。一回はそうなるのかな‥と思っていたのですが、それが一時的で済むのか微妙なんですよね。吉河先生はヤンメガの花を最後にフェードアウトさせたわけですし。あれ最終回がなければヒロインは八王子雫でしたよ。
なにしろこの漫画には寧々やナンシーなど、山田に対し並々ならぬ感情を抱いているサブヒロインが複数いるのです。しかも寧々はおそらく、今までの登場回数を数えたらうららを越えるんじゃないでしょうか。
正直なとこうららのキャラ造形は失敗しているといいますか、自分から動かないし感情を表に出さないしまるでスポーツ漫画やバトル漫画の「刺身のツマ」と呼ばれる存在です。
「彼女としての矜持」「情念」が強く、そこはすごく変わっていて面白いんですけどね。
しかし何故ここまで徹底して物語の「部外者」なのか‥何故生徒会に加えなかったのか‥何か「魔女の能力」と関係しているのでしょうか。
五十嵐潮と飛鳥美琴がついに動きました。
山田と潮は長い付き合いで属性的にも近いキャラです。ですが山田が儀式を行ってから二人の立場に大きな差が出てしまっています。
前に潮は山田がまるで物語の中心でありそこに疑いを持たないのかという話をしたことがあります。
彼は「それをぶち壊す」つもりらしいのですが、それは「悪意」なのか?とも思いますね。
あとは、寧々のこと。
潮はどうしたいんだろうな‥彼が本当に求めているのは、誰なんだろう。そもそもの「始まり」に絡んでいる人物が「あの人物」だとすれば‥
それから「感情がむき出しになって関係を壊す」能力。うららの件で卑怯な能力だと感じましたがさらに生徒会のリコールへ繋がっていきます。
「学内闘争」なんてものを21世紀に起こすのは難しい。でも魔女の力であれば不可能が可能になってしまう‥
ちょっと怖い展開になったなと思います。あまり暴走しないといいのですが。ほら、今いろいろうるさいし‥
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