- 31☆アイドリーム 2 (花とゆめCOMICS)/白泉社
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「僕は孤独だ
淋しかった
ずっと 僕は淋しかった」
31☆アイドリーム2巻
種村有菜・花とゆめコミックス
(メロディ掲載)
☆あらすじ☆
出口千影31歳、彼氏いない歴31年、喪女で処/女。性格も痛い。
ところが千影にもモテ期はあり、中学の頃はマドンナ扱いされていた。しかし好きだったハルに処/女を知られてしまい絶望。
そんな千影を見かねた同級生の都北(製薬研究者)は若返りの薬「アイドリーム」を渡す。
15歳の姿になった千影は「あかり」と名乗り、ひょんなことでアイドルデビューしてしまう。
歌の権利を巡ってドタキャンしたアイドルゆこと競うことになったあかり。しかし現実の千影は戦いを避けていた‥
フリーに転身した種村有菜がレディース漫画に挑戦!
新たな変身アイドルストーリー?
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種村さんがレディース系漫画を描くこのミスマッチ。
メロディ読者の「雑誌に合ってない」、時には「帰れ」という感想をさんざん見てきましたが、種村さんが大人読者のために「それっぽく」お膳立てして描いてるのに不思議だなと思ってます。オシャレな雰囲気出すと読者に嫌われるとか、そういうの気を使っているんだし(メロディにおけるオシャレな雰囲気ってなんぞやとも思う)。
西炯子先生がなかよしに合うようお膳立てして描いているのと大差ないんですよ?
‥と言っても、種村さんのスタンスは大して変わってないです。あかりの服がダサく、響にちゃんと「ダサい」と言われているくらいの違いはありますが。
さてお話ですが、12歳の女の子が魔法の力で大人になり歌手を目指す「満月をさがして」の逆パターン。
31歳の喪女が15歳のアイドルになってしまいます。
争い事が嫌いな千影は、アイドルとして芸能界で戦うことになっていきますが、現実に戻るとあまり変化がない。むしろ「私にはもう一人の私がいるから」とこじらせ系がますますひどくなりつつあります。
大人は子供に比べたら自分を変えるのは本当に難しい。そんなことをふと思います。
別の意味でこじらせているのが都北。2巻の冒頭は彼の中学時代回想です。案の定地味男子でしかもいじめられていた。しかし元々優等生なのか自意識が過剰で、「僕がお前らを拒絶してるんだ」とよくある電波をゆんゆんさせていますね。これが花ゆめやLaLaなら周りがあれこれ執着し挙げ句に謎の部活作り出しそうな勢いです。
ぶっちゃけメロディ読んでる人の何割かがこういう中学生だったでしょと穿った事言ってみる。
ところが都北は千影とのふっつーの関わりによって心を入れ換え、現在彼女がいる明るい都北になってるわけです。
ただし都北の中にいるマドンナ・千影は美化されすぎている。現にあかりとの表情の差がハッキリしてますよね。
千影の方がその頃をあまり回想しないのがミソです。当時の千影はそこまで中身がマドンナだったわけじゃなかろうし、現在から察するに元々コミュ力がなくて実は委員長もやらざるを得ない状態だったのではと思います。
あと‥千影はもうその頃から親のどちらかがいなかったかもしれませんね。
現在の千影は両親がいなくて自立するために足掻いたのか、15歳のまんまぼーっとしながら31歳になっちゃったのか‥
後者かなー。
私は都北推しですが都北は痛い。響の健康さがまぶしいですよね。才気走ってるし。
でもそんな響も31になった頃どうなっているのやら。
そういえば響の弟が奏ですね。猫金と(時間はずれてますが)世界が繋がっているようです。
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