ハリガネサービス 2 (少年チャンピオン・コミックス)/秋田書店
¥463
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「カッコ悪いの 生まれつきだったわ」


ハリガネサービス2巻
荒達哉・チャンピオンコミックス
(週刊少年チャンピオン掲載)


★あらすじ★
都立豊瀬高校バレー部に4人の新入生がやってきた。スパイカーの間白、セッターの松方、リベロの金田‥三人は去年東京選抜に選ばれた選手。
一方「中学ではピンチサーバー」だった下平鉋(カンナ)。彼はパスすらまともにできない‥
ところがカンナは「狙った所に必ずサーブする」とんでもない能力の持ち主だった!!

監督の指示で2対2のチーム戦に。カンナは間白とチームを組むが、カンナの「致命的な弱点」が対戦中に発覚し‥?

話題沸騰!!チャンピオンに久々表れた真面目で熱いバレーボール漫画!!
練習試合の相手は‥?!


☆☆☆

ピンチサーバーとは何か?
「ハイキュー」を読んでいる方なら山口を連想するでしょう。現在サーブ頑張ってますよね。
しかし中高生の「ピンチサーバー」は本来ベンチを意味します。


主人公下平鉋は「まぐれ」でしかできないと考えられている「ネットインサーブ」を何回も正確に打つことができます。
それだけではなく「狙った場所に打てる」。「おおきく振りかぶって」の三橋と同種のプレイヤーなんですね。サーブにやたら自信があったり他が卑屈だったり意外と頑固だったり、その点も似ています。
ただし中二の時にアキレス腱を断裂し、そこから「ジャンプできない」トラウマを負っている。これは致命的です。
まあそのせいでひたすらサーブ練習をしていたというわけなんですが‥


さて2巻ですが予選の組み合わせが決まり、強豪の桐城と練習試合をすることになります。
先輩たちは「強豪が相手してくれるなんて」と大喜びですが、中学選抜メンバーは非常に渋い顔。
単に入学の誘いを断ったから気まずいのかと思いきや、彼らからは意外な答えが返ってきます。

ハイキューとはまた別のリアリティを感じる場面でした。ジャンプでこういう話は「連載初期」ですからやるヒマがなかったと思うんです。
チャンピオンとジャンプの連載スタンスの差、なだけでしょう。

巻末で三人はほんとーに渋い思いをすることになるんですけどね(笑)。


で、抜粋は二年生セッター家守さんのセリフです。わりとイケメンの多い漫画ですが、彼だけ「稲中かよ?!」と突っ込みたくなる外見で、しかも松方のケツを触ってくる危険な人物です。
2対2で松方にレギュラーを取らせたい間白が彼を潰そうと仕掛けるのですが‥なかなかやるのですよ。

さらに言えば間白(2巻表紙)が意外とダメなダークエルフです。いいヤツなんですが。

現在チャンピオンでは弱虫ペダルに続く漫画をプッシュしておりまして、この漫画はその一番候補だと思われます(ブリキチは‥ブリキチもいいけどアクが強いからね)。
この調子でサイン会などイベントをやらないかなーと待ち望んでます。

お願いしますよ編集部さん!!

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