- 姉の結婚(8) [ 西炯子 ]
- ¥463
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最終巻です。
姉の結婚8巻
西炯子・フラワーコミックスアルファ
(FLOWERS掲載)
アラフォー。こじらせるどころか結婚をあきらめてしまった女性が、同級生だった男性と巡り合って深く深く、自分を追求していくお話でした。
身につまされるところがかなりあります。こういう年齢の主人公で、気持ちが無駄に派手だったりムダにしょぼくれてはいない感じ、それから周りも「あるある」という感じの人々で固められていて、
「漫画に感情移入してはいけない大人が、どっぷり感情移入していいお話」になっています。
ヨリの生い立ちにも自分を重ねるところが多いんですよね。作者もやはりそうだったのかなと。
しかし、数日前「なかじまなかじま」の最終巻も発売されまして。
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面白くなったな~と思ったとたんに終わっちゃってました。
しかも、この漫画の主人公は短大生でピチピチなのにとにかく自分に自信がなくて、誰に何を進められても動かされてもかたくなに心を閉ざしているんです。
それがね、最終回の直前開くわけなんですけれど、そのきっかけが「それかよ!」って思っちゃって。じゃあ今までは何だった(ry
まあ、それすごい大きいんですけどね、わかるんですけどね。
姉の結婚に戻ります。
ヨリは厳格な父親にあれこれ干渉され、高校まで窮屈な生活をしていた。
一方で幼い妹のルイ子はかわいがられていて…ヨリは東京に出てから、求められるものになんでもこたえるようになっていき、空しい想いを重ねてしまうんですね。
親との関係が自己否定へつながるのはごく自然な事なんですけど、同時期に「これ」ということは、先生の中で今「マイブーム」が起こってるのかなあと思うわけなんです。
たとえばきづきあきら+サトウナンキ先生はいつでも何度でも「諸行無常、物事はいつも流転するけど生きていこう」という主題を漫画から感じることができます。ホラーでもものすごいお色気漫画でも。
しかしこれは別に「ブーム」ではなく、もうそれが「味」になってるわけなんですよ。
現在西先生は「恋と軍艦」をなかよしで連載しています。こっちもそろそろ終盤ですが、主人公の香菜ちゃんがもうお花フワフワのポジティブ少女なのでラストは同じようにならないでしょう。
(これが幼年漫画のいいとこで、作者の気持ちで突っ走らないで済むんですよね。ただし!この漫画の舞台が娚の一生にかなり近いです)
というかその前に「売れる作家をあちこちで使いまわす」という出版社の所業が「同じオチ」を生み出すという結果を生むんだよなあって考えさせられたりもしました。
あと、正直なところ最終巻はそれ本当に必要な展開だったのか…?という気持ちで今ぐるぐるしているところです。フラワーズは時々困惑します。
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