コミンカビヨリ(3) (講談社コミックスキス)/講談社
¥463
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「家賃収入ってやつだよ♡
憧れの不労所得!
老後に不労所得あるといいよ!」


コミンカビヨリ3巻
高須賀由枝・KCKISS
(KISS掲載)


★あらすじ★
赤石萌、アラサーのイラストレーター。長寿家系の身を案じ、築80年の古民家購入。
その古民家に目をつけたのがイケメン建築家の池内慶。家に「民子」と名前をつけて異常なまでの愛情を示す。
ちょくちょく入り浸るようになった池内が段々気になる萌。しかも彼は「つきあおう」と言いだした!
萌にも大きな仕事が突然舞い込んでくるのだが…?!

「グッモニ」シリーズでりぼんとクッキーを支えてきた高須賀先生が講談社で描くプチ田舎ライフ!!


☆☆☆

あいかわらずのゆるーい感じです。しかしこれがクセになるというか。

高須賀先生の漫画には他のレディース漫画家が描かない「普通」の風景があります。
ドアToドアのクルマ社会、悩める普通のハデでもジミでもなんでもない女子。レディース漫画のスキマを突いて来ている。

しかも萌の友人(2巻から登場)たちもどこかうまくいってるようでいっていない、なんでもないけれどしっかり生きている感じの女性たち。松山市と思われる「地方」のあらゆる年代の人たちと仕事をし、生活しています。その空気感がそこかしこに現れます。
あと、3巻から年配層の方々の活躍というか、茶々が入ってきまして…「ああ、このめんどくささが田舎だなあ」と思わされます。


さて萌にやってきた「大きな仕事」は意外な理由で消滅してしまいます。
やっぱりなーとは思ったんですが、その仕事をつかんだ萌の実力は本物でした。
ところが、池内が「ここで長期の仕事をするので住みたい」と言いだしたのです。


つまり同棲ってわけで萌は動揺するのですが、池内は全然気にしていない。
彼はイケメンでセレブで外国暮らしも長かったので、部屋をシェアするとか「つきあう」とかこだわりがない。
もちろん萌は拒絶しますし、やはり話の間には「民子」が入ってくる。キレて友達の家に泊まってしまいます。池内は何にキレてるのかさっぱりわからない。

この後池内がどんだけ女性関係あったのか、というイベントが現れますがこのゆるゆる世界にしてはかなりの状態でした。
ここで池内の仕事相手の社員「佐村くん」がいきなり切り込んできますが、この人…ナニモノなんでしょうね。
萌はもちろん萌の友人と絡んだら面白そうだなと思ったんですが、もしかして池内に…とあらぬことを考えてしまいました。


萌にどうしようもないトラブルが発生し、友人の若ちゃんが「不労所得」とかリアルなこと言い出すしで、なんやかやで萌は池内に部屋を貸すことになります。
考えてみると「グッドモーニング・コール」は中三の菜緒が初回で上原くんと同棲しちゃっているわけで、
この二人は時間がかかったなーと思ってしまいました(笑)。

というか、巻末のオマケで「グッドモーニング・キス」についての不穏なフラグが立っているのです。
なんだこれ…どういうことだこれ…?!まさか上原くんは…?!

困ったな、こっちよりグッモニの続きが気になります。


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