- つばさとホタル 1 (りぼんマスコットコミックス)/集英社
- ¥420
- Amazon.co.jp
「どうしよう
きっとまた迷惑かけるって分かってるのに
羽根が生えて飛んでいきそうなくらい
嬉しい」
つばさとホタル1巻
春田なな・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)
★あらすじ★
園川つばさ、高校一年生。初めて好きになった人に「重い」と言われる程尽くしすぎる系女子。しかもストーカー気質。
幼なじみの友梨を助けるためバスケ部の臨時マネージャーになるが、そこで出会った面々がみんなイケメンで個性豊か。
つばさは言葉少ないけれどさりげなく優しい飛鷹顕(アッキー)に惹かれる。
ところがアッキーはつばさの「運命の人」だった?!
☆☆☆
スターダストウインクが終わり、「春田さんは次の連載でも春田節を貫くんだろうなーでも画面見やすくてキレイだしなー」と思ってました。
‥しかし今、単行本読み終えてかなりビビっています。
主人公が‥主人公が、性格悪くない‥だと?!
ある意味ショックです。
主人公のつばさは好きな人に漫画を30冊貢いだり毎日教室行ったりする尽くし系ストーカー女ですが、それは相手を想うからであり、自己中だったり好きな人に悪態をついたり保身のために自分をごまかすようなことはしません。
ええ、今までの春田主人公はそれを平気でやっていたんです。
だから何故イケメンが複数寄ってきてモテるのかサッパリわからなかった。
むしろ悪女があれこれ出てきて「それよりマシ」に見せていた部分があります。
今まで「絵」で読んでいましたけれど「つばさとホタル」は内容も楽しかったです。
ストーカー気質も尽くし体質もネガティブ要素ですが、バスケ部のマネージャーになった事で逆に作用します。
めんどくさい雑用も平気だし部員の長所短所をくまなく観察できてしまう。
しかもつばさは自分の気質がわかっているのでやりすぎると猛省します。
自分のやったことを反省する春田主人公、初めて見ました。
また、バスケ部の面々のバランスがいいです。地味で優しいアッキー、派手なイケメンの鳥羽、空気読めないけどいろいろなきっかけを作る烏丸。
特に烏丸がいいですね。めちゃめちゃ明るいし、思ったこと全部言っちゃうけど四人の仲をまとめています。
彼等はつばさのやりすぎな部分も全部「すごい」「面白い」と受け止めてくれている。
バスケが好きな男子を見ているうちに、だんだんとバスケにひかれ、学校生活がバスケ中心になっていくつばさ。アッキーが好きだけど、暴走していないか心配になる気持ち。一生懸命なつばさを見つめるアッキーの心の変化。うっすらと丁寧に、全部優しく描かれている。
まさか春田さんがここまで直球の少女漫画を持ってくるとは思わなかったです。
槙ようこ先生もロマンチカクロックでかなり教育めいた少女漫画を描いていますが、りぼんの漫画家もベテランになれば丸くなるのかなぁ‥?と考えてしまいました。
おそらくは鳥羽がつばさを好きになり絡んでくると見ますが、あくまでもさわやかに話が進んでくれるといいなと思います。
しかしタイトルの「ホタル」ってなんでしょうね。いずれつばさのモノローグに現れるんでしょうか。
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