ママレード・ボーイ little 1 (マーガレットコミックス)/集英社
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「『うちは4人きょうだい』だって
ずっと思ってた」


ママレード・ボーイlittle(リトル)1巻
吉住渉・マーガレットコミックス
(Cocohana掲載)


★あらすじ★
りぼんで大ブレイクし、アニメ化でさらに日本中の注目を集めた少女マンガの名作「ママレードボーイ」が帰ってきた!!
美希と遊の妹立夏と弟朔は中学一年生。恋に恋するお年頃の立夏は、ある雨の日超イケメンの男の子・碧に出会い‥?
美希と遊だけでなく茗子や銀太、そしてあの人まで登場しますよ!

大人だけどたまには女子になりたい‥かつてのりぼんっ子に贈る吉住渉のスピンアウト。


☆☆☆

マーガレットの「ちとせetc」が突然終わり何があったのかなー、と思っていたらこの連載のニュースを聞いて納得しました。先生曰く続編というよりオマケらしいですが。

もしかすると、これのためにちとせをたたんだかもしれないというそこはかとない疑念はあります。まだまだ吉住先生はオリジナル作品でやっていける人だろうと思っていました。


私はりぼんで育ちましたが、実言うとママレとかより有閑倶楽部やねこねこ幻想曲、空色のメロディなどが好きだったので正直あんまり愛着はないんですね。で、途中でりぼんを卒業しました。
むしろ「ミントな僕ら」はかなり好きでした。


吉住先生の描く「恋愛」というのはス●ップだったり既婚者だったり、ビ●チまっしぐらだったりと、りぼんという媒体でうまくぼかしてますがよく考えるとかなりアブノーマルです。
そしてそんな恋をするキャラクターたちは自分の恋愛意識についてブレなかったりしまして。(主人公はそんな面々に驚愕するのみ)
読み手としての自分は、その「距離感」に呆然としてました。

それから吉住先生の恋愛は基本的にバブル肉食系です。一方で高須賀先生が「グッドモーニングキス」を描いてらっしゃいますが、こちらはロスジェネ草食恋愛なんです。

私はロスジェネ世代なので、「ママレlittle」に現れる大人達の状況にはカベを感じました。君らマジでなんなん‥?(一応美希と遊はアレな関係なんですが‥)

ただしこの漫画の主人公は中学生の立夏と朔であり、立夏を通して幼いトキメキ、はじけるラァブを味わえます。

かつて250万もいた「乙女」にとっては美希たちを垣間見ることができ、「少女マンガ」も楽しめて二倍お得な漫画と言っていいでしょう。


‥ただ私を含め250万乙女は本当に罪な存在だと思います。矢沢あい先生にNANAの続きだけを求め、高須賀先生と吉住先生、そして彩花先生にまで続編を強いる。
各先生のお金にはなりますが、仕事としてはどうなのかな、と思うんですよね。
吉住先生に関しては特に思います。


ぶっちゃけココハナとかクッキー等レディース雑誌の編集が人気コンテンツ作る能力ないからこういう事になるんですよね。

脳内ポイズンベリー 3 (クイーンズコミックス)/集英社
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水城先生はココハナに対し「こういうの描けばいいんでしょう」という感じだし、他は相変わらずだし。この点に関しては講談社が本当に強いです。


そしてりぼんの怠慢、ちゃおの台頭、逃げ出すりぼん作家、それを拾うちゃお。
りぼんにも「失われた20年」が存在し、あらゆる場面で少女マンガに波及しているのです。

ママレlittleはそれを具現化したものだと私は思います。


余談ですが私はまさか「あの人」まで登場するとは思ってませんでした。実は好きなキャラでして、報われればいいのにと思っていた程です。


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