カプチーノ 1 (ビームコミックス)/エンターブレイン
¥651
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「本当ですか
本当に 彼女にしたいっていう
『かわいい』ですか?」


カプチーノ1巻
菊池まりこ・ビームコミックス
(ハルタ掲載)


★あらすじ★
涙川克美、高校一年生。恋するお年頃なのに、男性に近づくどころか少女マンガも直視できない超ねんねちゃん。
ところがひょんなことから大学生の萩原さんといきなり「お付き合い」することになって‥?

こんなド直球の恋愛漫画がまだあったのか!!
もう自分を「女子」とは呼べない人にも買える胸キュン漫画!!


☆☆☆

私は少女漫画読み、しかも「幼年漫画」を中心に感想を書く人間です。
ですから逆に、大人向けの恋愛漫画に抵抗があります。オシャレな服を着て綺麗な場所でお酒を飲み、なんかアクロバット始めたり、変に難しく考えてみたり。絵もガサガサで苦手です(でもそういうヤツ少ないですよねー。みんな巨眼の方がイヤですよね)。

でも私も含め大人ですと、そーいう漫画を「読まなければいけない」みたいな空気になっているような気がするわけです。

あと新雑誌「ハルタ」というくくりにもなんか抵抗がある。あれは漫画ずきが「ダ●ィンチ」片手に読むものなんだわとか考えてました。
ああいう紹介雑誌でいくら推しても、大ハズレがある。心にくるどころか顔の表情一つ変えなかったこともあります(腹が立つ、怒るぐらいの方がマシ)。うわー、ど偏見。


そんな中でおそるおそる買ったこの「カプチーノ」ですが、

びっくりしました。

だってエンターブレインのコミックスってなんか妙に高いじゃん?これも650円とかしやがるわけです。ちゃお増刊なら530円で1000ページ読めるんですよ。

ちゃお DX (デラックス) 冬の超大増刊号 2013年 12月号 [雑誌]/小学館
¥560
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(あ、560円だった)


なのにやってることが変わらない。
主人公が純粋で超奥手で手を繋ぐのもダメで、しかも相手は何をされても許しちゃう完璧な王子様。
これ、ちゃおの王道っすよ。


こういうのが大人の漫画なのかー、と逆に考えさせられました。
いえ、けなしてるわけじゃないですよ。赤面涙目ばっかりな克美の一生懸命さ、よこしまでもなんでもないことを拒もうとする面白さ、友達の関係、萩原さんの人間性や過去を総合すると、本当に面白いんです。
克美の勇気ある一歩にドキドキし、萩原さんの包容力に床を転がれます。


だからこそ、この漫画が読める人ならちゃお読めるんじゃないの?って思っちゃうんですよね。
この漫画が現在口コミで売れてるらしいですけど、つまりこれの購買層である「大人」が恥ずかしいぐらいの王道漫画を求めていたことになる。


そうなると、「なんか変だな」と思うわけです。
原点回帰ってことかな。


あと、気になったのは絵柄です。作者は新人さん‥なんですよね?
線の太さ、ギャグ顔の崩し方、そして死語の「ねんねちゃん」‥本当に新人さんなんですか‥?逆にすごいな‥

しかしチャンピオンで人気爆発中の「実は私は」も、絵が古いんです。

実は私は(4) (少年チャンピオン・コミックス)/秋田書店
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絵柄が新しいとか古いとか、そんなこだわりが最近薄れてきてるよなぁ、って感じています。とてもいいことだと思っています。
で、これは現在のちゃおでも言えることでして、いや‥もう十年前からそんな状態なので、そろそろ「ちゃお世代」が成人して漫画を描きはじめる頃ではないかと考えています。

すると、もっとこういう漫画が読めるようになるかもしれませんよ。

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