さて、まだ続きますよ。アプト式というのは画像のようにギザギザのレールを車体についた歯車でかませて急勾配を登るやり方なんです。アプト式は日本で唯一、ここだけだったりします。
実は箱根登山線が計画された時、アプト式にするかどうか議論になったんですね。
しかしアプト式は箱根の自然を壊してしまうという理由で却下され、現在のスイッチバック+散水方式になっているのです。
どういう意味で自然を壊すんだっけかな・・?井川線のアプト区間は1.5キロだけなんですが箱根登山線の場合全線そのつもりだったのかな?だとすればまあ、まずいでしょうね。
この画像だとよく分かんないですが、普通の列車ではありえない勾配を登っているんです。
とりあえず車内がこれだけ狭いこともわかりますかね。
長島ダムが見えてきました。放水してます!
ダムマニアにはたまらないのかな。
ここでアプト式機関車とはお別れです。登るときは後ろについて列車を押していましたが、次は山を下る列車の先頭につき、ブレーキ的な役目をしながら引っ張っていくのです。
ぞっとするような渓谷をまたぐ…
さて、今回の列車の終着駅接岨峡温泉です。乗客は私を含め結局3人だけになり、あとの二人はすぐに下り列車に乗っていきました。
私は意地でも井川へ行かなければならないのでここで一時間待機。
しかし、ちょうどお昼の時間だったのでお弁当とすることにしました!
帰りにお弁当を買おうとしても手に入らないらしいと聞いていたので、金谷駅で買っておいたのです。
表には静岡の方言が。SLのはがきもついています。
私の地元から静岡はそんなに遠くないんだけど、全然わからない。
中身はこんな感じ!めちゃめちゃおいしかったです!
ごぼうにサトイモ、肉厚のしいたけ、山芋のつけもの、大好物ばっかりで栄養のバランスもいい。
一番上に挟まっているのはヤマメの甘露煮?です。よく煮こんであり骨まで丸ごと食べられます!
これはおすすめですよ。
しかし誰だろうなあ、駅ノートを痛くしちゃったのは…ちゃんとシールを作ってきたあたりがすごいですよ。
お弁当を食べ終わると改札が開いたので列車が来るまでホームを散策。
レール幅は意外と広かったりします。
赤トンボが大量にいてほのぼのしました。
次の列車にはかなりのお客さんが乗っていました。
列車は奥へ奥へと進んでいきます。これは奥泉ダム。
やっぱり放水してます。
「秘境駅」で有名な尾盛駅。集落どころか、道すらありません。
秘境駅マニアが結構降りるらしいですね。
いるのはたぬきだけ・・・
そして、井川到着。これはその先の駅に続くトンネル。もちろん廃線しています。
井川駅には山小屋が一軒あり、そこでもぎたての完熟トマトを買いました。
家に戻って食べたらめちゃくちゃあまくて、ほんと驚きました。
井川線はこの井川ダムをつくるための資材を運ぶ鉄道だったのです。
現在はその必要がなく代わりに観光客を運んでいます。
立派なダムでした。
で、折り返しの列車に乗り閑蔵駅へ。ここで井川線とはお別れです。
バスが待っています。
実は・・井川線をガチで乗ると一時間半かかるくせに、バスだとたった30分だったりするのです。
これで下ると千頭駅からのSLに間に合います。
発車したとたん、子供が「あっ、猿!」と声を上げお客がみんなびっくり。
たしかにここ、対向車なんてほとんどなかった。猿の天国なんじゃないかと思います。クマも出ると駅員さんなどは言ってましたね。本当に人がいないんです…
バスからはまた違う景色が見えました。アプト区間も見えたんですが、シャッターチャンスを逃しています。
では、つづく。
にほんブログ村
