はい、鉄にも棒にも引っかからないただの鉄道好きが通りますよ。
今回はこのフリー切符をつかいました。普通に往復するだけで6000円かかるので、これ一枚なのは本当に楽です。
千頭までを撮影したい人向けの本線フリー切符や、温泉へ行く人のためのバスが使える切符もあるのですが…その中で気になったのが「たそがれ終電切符 」というやつ。
午後三時から乗り放題なのですが、その使い方がすごい。
【こんなとき ご利用ください】
●ひとり旅でたそがれてみたいとき
●読み残した本を一気に読んでしまいたいとき
●大切な人とじっくり話がしたいとき
●大井川の川面に映る夕日を見たくなったとき
●夜汽車の雰囲気を味わいたくなったとき
車両にあまり人が乗ってないことを逆に利用してるみたいなんですが…この割り切りっぷりはなんだろう。一回使ってみたくなります。
さて千頭までの間、こーんなすんばらしい駅舎があったり、
かなりの率で駅にたぬきがいたりします。
このたぬき、由来を調べてみるとかなり泣けます。
さて、千頭駅につきますと今度は「井川線」に乗り換えです。遥か山奥の井川までえっちらおっちらのぼっていきます。
オモチャのような…工事車両のような…何とも言えないカタチのディーゼルカーが待っているのです。(この写真は長島ダム駅、たぶん…)
が、私はここで重大な勘違いをしていました。千頭発10時31分発の列車は接阻峡温泉駅どまりだったのです。その先運転していると思ってたんですが、それは季節運休。
終点の井川まで行くには一時間後の列車に乗らなければいけない。
本線のお客がやたら少ないと思ったよ!
千頭駅でまごまごしている私を見た車掌さんが「とりあえず乗ってからお話をききます」と案内してくれました。列車にはあと、女性二人しか乗ってませんでした。
季節運休の話をしたら「あーそれ、よくまちがえるんですよ」と非常に気を使ってくれました。
そして一時間後の列車に乗っても、帰りの列車に間に合う方法を教えてくれました。
実は私、今回本線の大手私鉄車両とかSLとか目当てで来てまして。
ぶっちゃけ井川線は「のりつぶし」目的だったのです。
しかし車掌さんがね、すごい頑張ってるんですよ。
バカな私に観光の仕方を教えてくれたり、撮影スポットをアナウンスで教えてくれたり、「こっちに座ると日焼けしないで風景が眺められるよ」って言ってくれたり。
そしてこの車両なんですが、おもちゃの列車みたいにドアを手動で開け閉めしなければならないんです。
中央線とかのボタンポンなあれじゃないですよ、カギをはずしてからノブを動かして開けるんですよ。
車掌さんは客が降りるとわかればその車両のドアを開けに行くんです。
これが、ドアです。ガチで取っ手付いてますよね?
もうね、めっちゃ車掌さんが走り回っているんです。
そして究極がこれ。
アプトいちしろ駅。ここから長島ダム駅までアプト区間といいまして、歯車をかませて急勾配を登る機関車を連結するんです。
(なぜか目玉がついてますが、夏休み企画らしいです)
連結作業も車掌さんがやります。
もちろん、自分たちの手でやるのです。運転士さんと二人で一生懸命つないでいます。
こんなの見ると、泣くわ!
あとね、駅などで駅員さんが必ず手を振ってくれるんですよ。
泣くわ!
大井川鐡道の職員さんたちはみんな一生懸命で、どうにかしてこの鉄道を残していこうというやる気を感じるのです。
なにせ、乗客が10人いなかった…ですから‥
井川線はこーんなところを走っていきます。
鉄橋が川面に映るとか、どんだけだよと思いました。しかも、前日大雨だったためこれでも「濁っている」んだそうです。
つづきます。
にほんブログ村
