- 山田くんと7人の魔女(8)/講談社
- ¥価格不明
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「おまえは7人目の魔女の名前を知った瞬間
魔女に関する記憶を全て消されることになる」
山田くんと7人の魔女8巻
吉河美希・KCマガジン
(週刊少年マガジン掲載)
★あらすじ★
進学校の私立朱雀高校。不良の山田竜は優等生の白石うららとキスしたことにより自分の力に目覚め、「魔女」の謎について挑むことになる。
宮村の姉が「魔女」によって引きこもりに。宮村は姉を学校に戻したいと山田に真実を告げた。
最後の魔女が誰かを突き止めようとする山田だったが、生徒会長は答えようとしない‥
かつてこれほどキスする漫画があったか?!
いきなりドラマ化!キスをめぐる学園コメディ!
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男女関係なくキスの連続、そのおかげで爆発的ヒット。ついに‥ついにドラマ化です。
というか、まだ見てないな‥深夜なのがネックです。
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朱雀高校には魔女が存在し、能力は代々受け継がれています。魔女はキスすることで力を使えます。
そして山田がキスするとその力をコピーし、さらにキスすることで他人にも能力をうつすことができます。
白石うららは相手と入れ代わる能力、小田切寧々は相手を魅了する能力、大塚茗子は相手とテレパシーを交わす能力、猿島マリアは予知能力、滝川ノアは人のトラウマを見る能力。飛鳥美琴は透明になる能力を持っていましたが、「能力を消す」力を持つ玉木に解除されています。
魔女たちは寂しさや辛さを内に秘めており、それが「能力」になっています。山田は彼女たちを救うため、また自分の能力について知るためさらなる魔女を探しています。
ついに7人目の魔女出現です。その存在は謎に満ちており、名前を知る者すら限られています。なにしろ、知った途端に記憶を消されてしまうのだから‥
しかし山田は玉木が生徒会長になった未来を見てしまい、うららが悲しそうな顔をしているため自分をなげうって魔女の名を知るのです。
(この文章だけ見ると中二くさくてすごいな)
さてこの先の話は実際読んでほしいので控えますが‥ヤンメガといい、吉河作品はいつも「ぼっちの辛さ」を描いているなと考えます。
吉河作品にはたくさんの「一人ぼっち」が存在します。引きこもる者、荒れてる者、諦めている者‥しかしその「ぼっち」同士が繋がりあい、まるで旧知の仲のように盛り上がっていく。
そして彼らはたびたび孤独だった自分を振り返る。過去を確認すると「戻りたくない」というパワーに変わるのです。
高校程度でぼっちに悩まされることの否定についてはどうかと思うには思うのですが、友情を噛み締める彼らの姿はグッと来ますし、「いくらでもやりなおせる」というテーマを感じさせる。「ヤンメガ」の品川など、チートすぎてありえない成長ぶりでしたが「漫画だし楽しいからいいや」と思わせてくれます。
さて、山田と白石うららも当初「ぼっち」でした。うららは進学を嫌がるぐらい人間関係を諦めていました。
けれど山田とのキスからすべてが始まった。現在はたくさんの仲間と楽しくやっています。今も正直コミュ障なところがあり、山田を通して人付き合いしてるように見えます。
‥うららは、山田なしでは学校にいられなかった。山田や雅などもぼっちですが、なんだかんだ卒業まで学校に通ったでしょう(マリアは行けないか‥)。
原因があるから結果がある。8巻はそれを伝えたいのかなと思います。
ただし前から全然「ぼっち」じゃない玉木のアレな感じはイロイロ考えさせられますね。
また、何故生徒会長は「アレ」じゃないのか。
さらに宮村姉と超常現象研究部をやっていたもう一人の部員は誰なのか。もしかしたら既出キャラで、現在も山田の周辺にいるかもしれません。
あと、まだ7人出揃ってないとか‥?
謎は深まっていくばかりですが、たまにはアホな面も見せて欲しいかなーとは思います。
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