- エリートジャック!! 2 (ちゃおコミックス)/小学館
- ¥450
- Amazon.co.jp
「18~19世紀ドイツの劇作家
A・フォン・コッツェブーの言葉
『友情は瞬間が咲かせる花でありそして時間が実らせる果実である』
私の友だちを傷つけることは
私を怒らせることでもあるんだよ」
エリートジャック!!2巻
いわおかめめ・ちゃおコミックス
(ちゃお掲載)
★あらすじ★
一に勉強二に勉強、三・四が予習で五に復習!!勉強漬けで頭でっかちなオメガ高校。しかし生徒会長は彼氏のシュリくんラブな騒がしい女の子相川ユリア。
実はユリア、オメガ高校で成績トップの天才少女なのだ!!
オメガ高校に転入してきた福澤くん。突然「ユリアが欲しい」と言い出した。でもそれは、告白とは違って‥?
多くのちゃおっ子に愛されるちゃおの宝・いわおか先生の快進撃、再び!!
☆☆☆
一話ごとに必ず現れる偉人の言葉、ユリアがキメるとピンチはひっくり返る。「エリートジャック!!」は水戸黄門に近いのかもしれません。
勉強しかしない生徒が集まるオメガ高校を「楽しい空間」に変えようとする相川ユリアの活躍を描いた漫画です。
本来ならユリアは「凡人」の設定になるはずですが、彼女は学校一の天才少女。成績トップの生徒が生徒会長になるシステムのオメガ高校において、突飛な発想で改革を行います。
天才と秀才のあいだには深い溝があり、オメガ高校の秀才たちはユリアのはちゃめちゃな行動に戸惑いますが、巻き込まれてみると実は成績も上がりしかも楽しい。生徒たちはなんだかんだユリアを慕っています。‥副会長の野口を除く。
この厳しいご時世、エリートになれないと生き残れない。だから今の小学生はお受験の為に夜遅くまで塾通いをしています。
休みも返上で大学受験真っ青の猛勉強をする子供達‥しかし、友達と遊びたいしオシャレだってしたい。
そんな子供達からすると相川ユリアの姿は理想なのです。頭がいいのに自由で楽しそう。行動力があり知識欲と好奇心を忘れないユリアは、大人の私から見ても教育的かつ楽しいキャラクターです。
ちゃお本誌でのシリーズ連載も好調な2巻。メインは転入生福澤ゆずきとの対決と言えるでしょう。
オメガ高校に転入するくらいだからさぞかし頭がいいのだろうと思われた福澤。しかし彼は福澤財閥の御曹司でありオメガ高校の理事長としてやってきたのです。
オメガ高校をさらなるエリート校にするため、「お金」でなんとかしようとする福澤。ユリアを引き入れようとしますが、あらゆるものを「オモチャ(道具)」としか思っていないためにユリアから拒絶されます。
拒否されたことのない福澤は、ユリアをどうにかしようとお金をじゃぶじゃぶ使って邪魔しますが‥この子頭は良くないんですよね。あっという間にユリアの手の内でした。
結局は知性が一番尊いということです。
「勉強することは大切で、かっこいいんだ」
いわおか先生は全力でこのテーマを展開しています。
さて、自分的には副会長野口が風邪で倒れる短編の7話がよかったですね。対立しながらも一応仲間ポジションにいる野口の「あられもない」姿がおがめました。
6話では生徒会役員の太宰ヒカルちゃんの父親・宝が際立ってました。彼はユリア側の人間ですね。また、番外編では彼氏シュリくんが主役です。ユリアと付き合うきっかけが非常に意外ですし本編のシュリくんと印象がかなり違います。
彼が本気を出すとどうなるか‥本編ではまだまだあまり活躍してませんが、そこが楽しみです。
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