君に届け 19 (マーガレットコミックス)/集英社
¥420
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「教えてやろうか
おまえはな
どこ行っても何やっても
頑張れる!」


君に届け19巻
椎名軽穂・マーガレットコミックス
(別冊マーガレット掲載)


★あらすじ★
クリパをきっかけに距離が一歩縮まった爽子と風早。
あやねはケントを、ちづは龍を受け入れそれぞれ幸せなお正月を‥迎えるはずだったが思わぬ珍客・ピンがかき回す!!

しかしピンも教師。二年も終わりを迎え、生徒たちの進路に「宿題」を出した。爽子とあやねは、自分の可能性に戸惑う‥?!

日本一の少女漫画、未来への始まり。


☆☆☆

風早が爽子に誕生日プレゼントを渡したあたりで恥ずかしくなって読むの辛くなってきました。こんなことで互いが同じように幸せとか、マジで奇跡です。
普通はどちらかが冷めていて、一生懸命「うれしー!!」と叫んでるだけだったりするわけで。


さて19巻ですが「終わりのはじまり」という感じかな、と思います。ラブラブすぎる爽子と風早ですが‥爽子のひいたおみくじは「恋愛・再出発せよ」と何だか意味深。


三学期になり、進路指導が始まります。爽子はなんと、「地元で就職」希望を出しちゃったりします。
あれだけ成績のいい爽子が就職とか、縮こまるにも程がありますね。ピンもよく分かっていますから、冒頭のセリフを言います。
爽子は朝起きたら朝食を手伝いお弁当を作り、学校では一生懸命勉強して、家に戻ったら家事をちゃんとやって、復習までする女の子です。可能性は無限大なのに、「親にめいわくをかけたくない」一心で遠慮をしてしまう。

ピュアホワイトなのは結構ですが、その消極的な部分が中学までの幸せを台なしにしていたんですよね‥


そんな中で爽子はなんとなく、「なりたいもの」を見出だします。爽子にはピッタリの進路だと思いますが、爽子が住む「北幌」では難しい。
(というか、北幌を札幌だと私はずっと思い込んでました。旭川や稚内でも大学はいくらかあるでしょう。電車で2時間行かないと4大がないとか、そのわりに栄えているし北幌は一体どんな町なんですか)

進路を極める気なら国大、さらに東京行きも考えられます。
一方家業を継ぐという風早。二人はこのままだと離れ離れになりますが爽子は悩んで立ち止まってしまうかもしれません。(風早の言葉が将来につながってるんですけどね)

実際、爽子は風早などもったいない(ちづとあやね談)スペックなんですよね。ラーメン屋から出てきた爽子に風早が満面の笑みで近寄って来るシーン‥すいません、ゾッとしました。

風早の親父さんの態度からして話はまた違う方向に行くかもしれませんが‥もしかすると親父さんは‥


一方ケントと仲良くしているあやねですが、「本当にやりたいことは何だ?」とピンに言われかなりぐらついています。
あやねはピンとくっついてほしいので盛り上がってきました。
プロ野球のスカウトを振り切って教師を選んだピン。その真意を知ったあやね。

ピンのかっこよさはハンパないですよね。ある意味、万能キャラですから。
あやねの中学時代の話とか(これ、小説にあるんだろうか)悲しくて、いつかあやねに幸せになってほしいと願うばかりです。

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