山田くんと7人の魔女(7) (山田くんと7人の魔女 (7))/講談社
¥450
Amazon.co.jp


「ふぅん‥ってことはどうやら君も
魔女殺しみたいだね‥!」


山田くんと7人の魔女7巻
吉河美希・KCマガジン
(週刊少年マガジン掲載)


★あらすじ★
進学校の私立朱雀高校。不良の山田竜は優等生の白石うららとキスしたことにより自分の力に目覚め、「魔女」の謎について挑むことになる。

魔女の一人、猿島マリアが自分の能力を消したいと山田に打ち明けた。学園には能力を消す能力者がいる事を知った山田だったが‥?!

かつてこれほどキスする漫画があったか?!
いきなりドラマ化!キスをめぐる学園コメディ!


*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


男女関係なくキスの連続、そのおかげで爆発的ヒット。ついに‥ついにドラマ化です。

‥ドラマ‥か‥。
ヤンメガもそうでしたが、何故アニメにしてくれないんだろう。
絵的に萌えな感じがしないからでしょうか。しかし男同士・女同士のキスとかあるだけに、アニメにしといた方がよかったような‥


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


朱雀高校には魔女が存在し、能力は代々受け継がれています。魔女はキスすることで力を使えます。
そして山田がキスするとその力をコピーし、さらにキスすることで他人にも能力をうつすことができます。
白石うららは相手と入れ代わる能力、小田切寧々は相手を魅了する能力、大塚茗子は相手とテレパシーを交わす能力、猿島マリアは予知能力、滝川ノアは人のトラウマを見る能力。

魔女たちは寂しさや辛さを内に秘めており、それが「能力」になっています。山田は彼女たちを救うため、また自分の能力について知るためさらなる魔女を探しています。



魔女の能力もさることながら美少女がわんさか出てきてうらやまけしからん漫画ですが、私が一番好きなのは宮村虎之介だったりします。

山田とうららは元々自発的ではないキャラです。学園もあまり好きじゃなかった。
彼らをまとめ謎解明のモチベーションを上げたのは誰でもない宮村であり、彼が存在しなければこの漫画はヒットしなかったのではないか、と思います。

それでいて恋愛に淡泊というかおおらかというか、山田とのキスを全然嫌がらない。むしろ「好き」とか言い出す。
雑誌が違えばうすいほんが出まくったかもしれないキャラクター。
イケメンですし、頭もいい。しかも野心がある。

そしてこの巻でついに彼が秘密を明かします。何故彼が魔女を追うのか、キスを何回乗り越えてでも生徒会長になろうとする理由はなんなのか‥それがわかった時、

「なんか、宮村ってマガジンの主人公みたいだなあ」
と思ったんです。
金田一くんやブラッディ・マンディみたいなクライムサスペンスの主人公。

実力があり、女の子にモテ、一見つかみどころがなく、しかし深い闇とどうにもならない憎しみを抱え、ヨゴレを引き受けながら巨悪と戦う‥みたいな。あと人質もいたり。


しかしそんな高スペックキャラクターを差し置いて、山田が主人公として存在しています。
山田はバカだし、嫌われているし、直情的だし、目的も持たない‥平凡中の平凡ですよね。
そしていつの間にか宮村の戦いに巻き込まれています。


では宮村がマジで主人公で、「宮村と7人の魔女」だったとしたら?
生徒会長の座を巡り小田桐と戦い、さらに生徒会の裏側を知り、目的のためなら手段を選ばず魔女を使い‥
おそらく、学園コメディじゃないですよね。多分話の中で死人が出ます。

だから吉河先生は山田を挟んで話を作っているんでしょうね。ヘンな嗜好はないし人情家、他人のことを考えるために目的から反れる事も平気。

やりすぎない漫画、バランスの取れた漫画を作るための設定なんですかね。
ヤンメガの品川は二人を合わせたキャラでしたが、最後あたりは完璧超人でしたから。


しかしここがターニングポイント。山田が「野心」を持ちましたから立場は変わって来るでしょう。

さらに魔女がいよいよ7人揃いそうです。揃うまでが「序章」だと思ってますからここからの展開は非常に楽しみですし、玉木の登場による「魔女殺し」の戦いも予想されます。

魔女の中にも能力を消したい側と能力がなければやっていけない側がいますから、ここらも気になりますね。
マリアは、かわいそうだよなあ‥。

にほんブログ村 漫画ブログ 少女漫画へ
にほんブログ村