もうさんじゅうねんくらいに長く続く朝8時半の東映アニメ枠。東映としては最大のクオリティが発揮されます。

けっこう欠かさず見続けてきました。去年はイライラしながらも結局毎回見て、「ひどいアニメはいかにして作られるのか?」を考えさせられました。


その反省?があったのか、次に現れた「スマイルプリキュア」はプリキュア5の川村さんをキャラクターデザインに起用し、目新しさはないけれど堅実な作品になったと思います。

きちんと戦い、きちんと友情をはぐくみ、きちんと大切なことを子供に教える、子供アニメとして「当たり前」のことをこなしており欠点といった欠点はありませんでした。


じゃあ守りの作品だったか?というと、その回の演出&脚本によるそれぞれの個性が突出しており、時々「おいおい!」とつっこみそうになるやりすぎな回(褒め言葉)が出てきて、感動したり笑ったりでした。

キャンディとみゆきが入れ代わってもそのまんま変身してみたり、みゆきがロボットになる回ではロボットアニメのスタッフを使ってやりたい放題だし、逆にあかねとブライアンの初恋話はガチでキュンとしたり、やよいの父親エピソード&漫画製作エピソードはどシリアスで見てる側がビビりました。

また、ワルそうでヌケていて、ときおりプリキュアと仲良しになってしまう魅力的な悪役たち。月並みといえば月並みですが、憎めない悪役は見ていて楽しい。
ウルフルンはスタッフにどんだけ愛されたんだろう‥?と思うくらいの活躍で、人間になったりショタフルンになったり、かなりイジリ倒されたと思います。

逆にもう一人の幹部ジョーカーは完全なる悪役でした。最大の悪であったピエーロを復活させるためだけに存在したという不気味過ぎる存在で、彼には感情というのか、人格が存在していたのか自分にはわからない。
なにしろピエーロが復活したときジョーカーは一部になってしまいそのまま。目的が存在消滅だなんて、おおきなおともだちですら見ていてキツイ。
ピエーロよりよほど「絶望」を体現していたのでは。


あと、なによりこのプリキュアは「友情」を大事にしていました。みゆきが転入してきたことで、強くつながっていく5人。
弱さを見せて泣いてしまうなお、進路より今をえらんだれいか。
また、妖精のキャンディとみゆきのつながりもしっかり描かれており、最終回の別れに感情移入できた。


ただし「プリキュア5」でも言えたのですが、プリキュアが多すぎると一回一回の話がプリキュアの内輪話で終始してしまう。
スマプリではクラスメイトがいてその関わりも描かれましたがその機会は少なかった。私はその閉鎖性が好きじゃない。
また、れいかの進路話に関しては「友情至上主義」が本当に正しいのか、考えてしまいます。
友情は強ければ強いほど相手を縛ってしまいます。そこんとこの危機感が薄い。


あと、毎回スタッフの個性が強いゆえにキャラの性格がブレてしまったとは思います。
なんとなくなんだけど、スタッフにいろいろと競わせたんじゃないか?と思うところもあります。
あとはプリキュア5人の「性格」がスタッフによって違う解釈をされたのでしょう。最初のキャラ設定があいまいだったのかもしれません。


そりゃね、だれが見ても「えりかならこうする!」ってくらいの個性を作るのは難しい。つくづくとえりかのキャラはすげえと再認識させられます。
ただし、ハトプリ最終回とスマプリ最終回を比べますと、イマイチ解析しづらいハトプリに対しスマプリは非常にわかりやすい上感動をガツンと呼び起こしている(ハトプリは後半キャラ萌えだったことを否定しない。それもよかったけど)。
私にとってハトプリは至上最強ですが、ハトプリに足りなかったものを指摘しているのがスマプリなんだなと思いました。

スイプリはハトプリになかったもの「だけ」詰め込んで自滅したからね‥


最後に、やよいはいろいろとあざとすばらしかった事を付け加えておきます。

来週からはドキドキプリキュアが始まりますが‥キャラクターデザインが心配ですが、そこんとこを抜きにまっさらな気持ちで見ようと想います。

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