アイドルプリテンダー 2 (チャンピオンREDコミックス)/秋田書店
¥580
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「こんなの‥こんなの最低な人間だっ
もう もうどうしたらいいか
分からないよお‥‥」


アイドルプリテンダー2巻
晴瀬ひろき・チャンピオンREDコミックス
(チャンピオンREDいちご掲載)


★あらすじ★
因(ちなみ)瑛太、男。想いを寄せる北乃ユイカ先輩のため「男らしい男」を目指していた。
ところが風邪をひいた日に同室で暮らす小栗から貰った薬を飲んだ途端、身体が女の子になってしまった!!
男に戻る為の薬は三億するらしい。小栗の提案で「ちなみ」はアイドルになり金を荒稼ぎすることに。
ユイカ先輩もアイドルになっていたり、性別不明のアイドルもいたり、ちなみの周りはカオスすぎ!!

小栗に彼女発覚?!また、小栗に恋する○○アイドルも登場。何故かヤキモキするちなみだが‥?


☆☆☆

一巻の感想はこちら→

愛すべきバカ漫画です。男でありながら女の身体を持った為にいろいろえ/ろひどい(褒め言葉)目にあってしまうアレなコメディーです。
しかも登場人物も女装男子や男装女子など性別がカオス。さらにカオスなのは主人公のちなみが小栗を好きになりかけていること‥!!

身体が女の子だと、男の子を意識するようになるのでしょうか。とはいえ小栗はちなみのマネージャーとして有能でありイケメンだしちなみのピンチに必ず駆け付ける「ヒーロー」なのです。普通にカッコイイのです。


ユイカ先輩命だったはずなのに、2巻はまるまるちなみと小栗の話になっています。仕事の都合上イケメンアイドルをやっている滝沢凜太郎(女の子)が小栗に想いを寄せはじめ、ちなみの恋心(?)が暴走。巻末ではついに‥


「國崎出雲の事情」と合わせて読むとかなり考えさせられると思います。紗英と小栗はかなり近いキャラクターです。

ただしあちらは小学館のサンデー、こちらは秋田書店‥いえ十分大手なのですがチャンピオンREDいちごはそもそもチャンピオンから「RED」が派生し、その増刊として生まれた経緯があり「萌え」に特化しています。ですからタブーには寛容です。


で、雑誌の傾向からしてちなみがかわいいので、いまさら「因瑛太」に戻る事は望まれてない気がします。
あとは肉体的にOKな小栗と結ばれるか、精神的にOKなユイカ先輩と結ばれるかだけになっている‥。もうなんといっていいやら、カオスすぎますね!


自分はちなみが女の子になりかけてるので小栗エンドを期待していますが、ユイカ先輩は「先輩が好きなのに小栗も好き」と困っているちなみすらまるごと愛そうとしています。
ユイカ先輩の男らしさ(?)、器の大きさは最強。
つか、ユイカ先輩が薬を飲んで男になったらいいのでは‥とか余計な事を考えたりもしました。小栗も女性化願望あるかもですね‥


ところで小栗は何故ちなみに薬を盛ったのでしょうか。
好きだったから女の子にすればいーや的な人物ではありません。
ただ、「身体を女の子にすると気持ちがどうなってしまうのか興味ある」ぐらいの事は考えそうだなと。
コスプレ界で女装の神と崇められていたり性別に関してオールフリーではあるのですが、彼はキャラクターが謎です。

紗英みたいに心情を吐露するなら何かやらかしたところで許されるかもしれないですが、その告白に需要があるのか不明です。
2巻もユイカ先輩を始めとする女の子キャラをうまく存在させることで話のバランスを取っていますから‥


おそらくドタバタコメディーのまんまで話は進んでいくと思いますが、「性別なんて関係ないよねっ!!」的な結論をぶち上げるぐらいやってくれたらなと私は思うのです。


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