桜姫華伝 12 (りぼんマスコットコミックス)/集英社
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「運命なんかに負けない!」


桜姫華伝12巻
種村有菜・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)


★あらすじ★
間違えて大事な朝霧を斬ってしまった桜。その悲しみは大きいが、さらに彼女は仲間を失っていく。
月の姫である運命は、桜をただ絶望に追い込むだけなのか?悲しい戦いの中で見つかった答えは‥?!

りぼんを支えてきた種村有菜、最後のりぼん連載。


☆☆☆

種村さんといえばりぼん、りぼんといえば種村さん。そのぐらい二つは切っても切れない関係でした。しかし去年から種村さんはフリー契約になり、「桜姫華伝」をもってりぼんから移籍します。

その人となりを含め、種村作品を巡る論争は今も絶えることがありません。しかしそれだけ注目されつづけている作家であり、なんだかんだ言う人も結局漫画を読んでいる。
人を引き付けてやまない漫画家なのです。

私は彼女がりぼんをダメにしたのではないと思っています。その後継を作らなかったこと、ちゃおのようなアグレッシブな編集が現れなかったことが原因です。


さて最終巻です。

10巻ででんとりりが脱走したあたり超面白かったんですが、実を言うとそこから恐ろしく駆け足になったんですよね。

最終回の号が決まって、そこに行き着くまでに伏線を全部片付けなきゃいけなかったんでしょうが、かなり「あらすじを読まされている」感がありました。
槐が朝霧といつ約束したんだろう‥とか、血桜の仕組みとかよくわからない部分があります。

それでも幸せなラストへ持っていく勢いはさすがと思いますね。
また、今までの種村作品と比べ女の子キャラの魅力が高かったです(その分青葉が目立たなかったですが)。


さて種村さんはマーガレットへ移籍します。最近吉住さんとかいろいろと動いている雑誌ですが、ぶっちゃけ微妙です。ライバル誌に大きく水をあけられているし目玉作品がありません。
また、種村さんの作風がマーガレットに馴染むのかもよくわかりません。

逆に槙さんがりぼんに戻ってきました(びっくりした)。が、他誌で吸収したものが現在の漫画に生かされています。種村さんも集英社にこだわらない方がいいかもしれません‥

あとどうでもいいんですがデジタル化の昨今、日本一(つまり世界一)スクリーントーン買ってるのは種村さんなんだろうなーと思いました。

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