山田くんと7人の魔女(1) (講談社コミックス)/講談社
¥440
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「それより何より一番の変化は…
学校が楽しくなったってことよ…!」


山田君と7人の魔女1巻
吉河美希・KCマガジン
(週刊少年マガジン掲載)


★あらすじ★
進学校の私立朱雀高校。その中で一人、山田竜は浮いていた。
不良で問題児であり、誰からも恐れられていたからだ。
「こんなもんだろうな」とあきらめかけた学校生活。ところが同じクラスの白石うららと階段から転げ落ち、お互いの中身が入れ替わってしまった…

あわてる山田だが、白石は全く動じない。優等生で美少女だけど何かと謎めいている白石に、山田は?
そして不思議な出来事が学校を動かそうとしていた!

ドラマ化した「ヤンキー君とメガネちゃん」の吉河美希が描く、学園ラブコメディ!


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「ヤンメガ」は本当に大好きな作品です。完結した今も単行本を読み返すとついつい読み込んでしまう。
自分は行事恋愛勉強ケンカなんでもありの漫画が大好きです。だからSKETDANCEなども読むのでしょう。
とくに「ヤンメガ」は出てくるキャラクターが全員個性的で、リアクションもおもしろい。そして、漫画ではスルーされがちな受験勉強をガチで描き切ったこと、勉強することをバカにしない姿勢が大好きでした。
本当言うと、アニメ化してほしかったなと今も思います。ドラマも役がハマっていてとてもよかったけど。


ヤンメガ終了後、「吉河先生はこれだけ学園を描き切って、この後何するんだろうな?もう、いっそホラーコメディじゃないのかな」と思っていました。
ところが新連載はTSするというベタ展開。大丈夫かな…?と思ったのです。


しかしこの1巻を読んで不安は一気に吹っ飛びました。やはり、学園ものを書かせたら右に出る者はいません。


主人公の山田は不良で成績も悪い問題児。かたや白石うららはクールな優等生。
白石の体に入った山田はヒャッハーな気持ちになりかけますが、彼女がいじめられていることを知ります。
勉強ができて不自由ないと思われた白石は、とても「学校が嫌い」だったのです。
問題児の山田と大差ない、学校から浮いた存在…。
そこに生徒会副会長の宮川虎之介が割り込んで「超常現象研究部」を作ろうと言い出し、二人を取り巻く環境が変わり始めます。


「ヤンメガ」の主人公、足立花と品川大地はヤンキーです。というか、彼らが組織した生徒会はほとんどのメンバーがヤンキーでした。例外の千葉は、引きこもり。
みんな辛い時代を通過してきたため、学校というものが好きじゃなかった。ですがヤンメガのキャラクターはそれをひっくり返し、自分たちで学校を楽しくしようと努力していきます。しかもどんな立場の人間も取りこぼさず仲間に引き入れていきました。


おそらく「山田くん~」はヤンメガと同じ展開になると思いますが(自分はそれでかまわない、というかそれがいい!)、「体が入れ替わる」というオカルト要素を加えてさらに面白くなると期待しています。あと、ラブコメ部分も。こんなに○○シーンがあるとは思わなかったです。

それから物語を一気に押し広げた宮川の受け答えがいちいちズレていて非常におかしいです。彼が何をもくろんでいるのか今は分かりませんが、おそろしいトラブルメーカーであると同時に、彼なくしてこの連載は保てないだろうなと思います。

あと、一回目に品川と千葉が「教師」として存在しているのが非常に気になります。これからも出てくるのでしょうか?



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