- 87CLOCKERS 1 (ヤングジャンプコミックス)/二ノ宮 知子
- ¥590
- Amazon.co.jp
87CLOCKRS1巻
二ノ宮知子・ヤングジャンプコミックス改
(ジャンプ改掲載)
★あらすじ★
有名音大に通う一ノ瀬奏は特にやりたいこともなく、周りのやる気モードについていけず悩んでいた。
ある日奏は裸足でたたずむ美女に遭遇。一目惚れしてしまう。
だが彼女はとんでもない世界への水先案内人だった。奏がたどり着くのは天国か、はたまた地獄か?!
「のだめカンタービレ」で日本を席巻した二ノ宮知子の新作が登場。
☆☆☆
「これ、売れてないんですよねえ」
本屋を散策しているとき、店員が話しているのを聞きました。
見ると、この「87~」なわけです。
えっ、そうなのと思いつつも‥たしかに「ジャンプ改」という雑誌の看板作にしては話題を聞かないなと思っていました。
実際自分もブク●フで見つけて買ってきたんですよね。
二ノ宮先生といえばのだめですが、自分はその前の「天才ファミリーカンパニー」から読んでいます。
しかし「天才~」は扱っている題材が難しく、ついていけない部分も多かった。
「のだめ」は音楽という比較的キャッチーなジャンルだったからあれだけ売れたのでしょう。
で、この漫画です。
多分KISSでこの漫画持ち込んだらアウトだったと思います。モーニングなどの青年誌でもダメだったんじゃないかと。
今、ニッチな題材を扱った漫画が流行っています。自分の知らない領域を漫画で読むのは楽しい。かるたしかり、落語しかり。
しかしこの「オーバークロック」はニッチすぎるジャンルです。コンピューターの回転を競うだけ。絵で表現しにくい。というかそんな言葉すら知らなかった。
漫画では非常にわかりやすく説明されていますし自分としてはオーバークロックに興味持てたのですが、「のだめ」を読んできた女性読者がこれについていけるか‥といったらかなり無理があります。
で、「のだめ」は男性にも多く読まれましたが、それはアニメやドラマになってからの話。ちょっと年齢層高めといえど努力友情勝利のジャンプですから、それが皆無のこの漫画で満足するでしょうか。
増刊を濫発しているジャンプ編集部は何が何でも看板が欲しかったとは思います。今はとんでもない「ジョーカー」を引いた感じ。
ですがのだめも発売当時は全く売れませんでした。漫画のランキングなりなんなり使用してメディア化に繋げていく力が編集部にあれば、この漫画は化けると思いますが‥集英社にその力があるかどうかはわかりません。
最後にヒロインの「ハナ」ですが、周りからやたら美人美人言われているのにのだめと見分けがつきません。
これが二ノ宮先生の味ではあるのですが、青年誌としてはまずいかもしれないです。
にほんブログ村
