- さんすくみ 4 (フラワーコミックス α)/絹田 村子
- ¥420
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「社会教化に尽くすことは
青年会の目指すところ
他宗派であろうが凡夫であろうが
往生を期せん気持ちに差異なし」
さんすくみ4巻
絹田村子・flowersフラワーコミックスα
(flowers掲載)
★あらすじ★
神社の息子・ヘタレの恭太郎、寺の息子・ビビリの孝仁、教会の息子・オカルト大好きな工(たくみ)は超仲良し宗教法人仲間。
家あり、リストラなし。しかしお付き合いは「嫁前提」、うるさい姑ついてるし、休日は不定期だし、出会いもない。
女の子が欲しいと思いながらも、日々戦うのは仕事のカベ。行け!!聖職者!!
夏の海の思い出‥さらにハロウィン、七五三。宗教法人は行事と共にあり、そして泣き笑い。
さらに、なぜだか坊主には野球がつきもの。
はたして栄光は君に輝くのか?!
☆☆☆
宮司、牧師、僧侶の息子三人が代わる代わる主人公になるオムニバス短編です。彼女がほしいほしいと言ってる三人ですが、彼女が出来ないのは宗教法人ジュニアだからではなく男同士で仲良すぎだからだったりします。
読みはじめるなら「読経しちゃうぞ!」からどうぞ。
さて4巻ですが自分的には「ついに来たか」と思う話が出てきました。二つの意味で。
僧侶の孝仁は教区の野球チームに入っています。その「南都ディアーズ」は去年決勝で「東山パラダイス」に負けてしまい雪辱を晴らすため‥孝仁だけ燃えています。
お坊さんが野球チームをやっている、というのは本当によくある話(しかもアフターがメイン)。以前にもそのフシが出て、恭太郎と工は「なんで野球なんだろう」と思っていたはずです。
なんでって、やっぱり‥
しかもチーム名がおめでたくて笑えます。
で、相手チーム「東山パラダイス」に孝仁のライバル・叡信がいます。同じ時に道場へ行ったため「同期」なのです。
坊主の世界は狭いので、小さいときからの顔見知りらしいですが二人は非常に仲が悪い。
が、争い方が低レベル。
なので「ある部分」でも全く同じ。最後はかなり笑わせてもらいました。
この叡信というキャラが今回非常に大きいです。
今まで三人組には三人の世界しかなく「他にも同じ年代の同業者出てきたら面白いのに」と思ってました。
深く関わるにしろ、一回きりにしろ、この漫画に幅をもたせるなら絶対必要です。坊主に比べると宮司と牧師は少ないですが、是非そちらでも登場願いたい。オカルト嫌いの牧師とか、超辛党で肉食の宮司とか‥
あとハロウィンの解説がしっかりあってよかったなと思います。工もある意味うまく教え込んだことになる‥
ですが、夏のバカンスの後始末が何かうやむやな感じですね。孝仁の方はほぼ無理ですが、工はそうでもない気がします。
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